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5月病になりそうな そこの貴方へ

「花より団子」と言いつつ花見で団子を食べたことがない08イトウです。

さすがに4月。春の季語にしたらよいんじゃないかと思うほど、
通勤電車でもランチでも至るところで新入社員らしき若者を目にします。
一方、リクルートスーツに身を包む学生はいよいよ就活も佳境でしょうか。

夢と希望に溢れていた我が学生時代。(今でも夢見がちなところは変わりませんが(笑))
そんな若かりし頃、卒業の半年くらい前に読んだ Apple CEO スティーブ・ジョブズ氏の
スタンフォード大の卒業式でのスピーチが非常に印象的だったな…と思い出したので
探してみたら、「伝説のスピーチ」として有名になっていたようですね。

人生で幾度もの困難に直面してきたジョブズ氏が、
その困難を好機として前に進んできた経験から得た教訓のような話で、
挫けそうなときに思い出すと勇気づけられます。

コーソルとは直接関係ないですが、就活中でお悩みの学生さんや
5月病なりそうな新社会人の方、社会人○年目でお疲れの皆さまに、
前向きな話題として、ちょっと長いですが紹介させて頂きます。


スピーチは大きく3つの話から構成されています。

1つ目のテーマは『点と点を繋ぐ』。大学を半年で中退したジョブズ氏が
その後も大学に残り続けてカリグラフィ(装飾文字)に夢中になったことが、
後年 Apple を立ち上げて Mac を開発したときに、美しいフォントを持つ
コンピューターを作ることに繋がったという話。

"もちろん大学にいた頃の私には、まだそんな先々のことまで読んで点と点を繋げて
みることなんてできませんでしたよ。だけど10年後振り返ってみると、これほどまた
ハッキリクッキリ見えることもないわけで、そこなんだよね。もう一度言います。
未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を
振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが
何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、
人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の
途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って
己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになっても
それは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。"


2つ目は『愛と喪失』。年間20億ドルを売り上げる企業に成長した Apple で
Mac を発売した翌年にジョブズ氏は辞職に追い込まれたものの、逆に重圧から
解放されてよりクリエイティブな仕事ができたり、自分の好きなことを信じて
再出発をした結果、愛する人と出会い、新しく始めたアニメーションの会社で
再び Apple の一員として仕事をすることになったという話。

"アップルをクビになっていなかったらこうした事は何ひとつ起こらなかった、私には
そう断言できます。そりゃひどい味の薬でしたよ。でも患者にはそれが必要なんだろうね。
人生には時としてレンガで頭をぶん殴られるようなひどいことも起こるものなのです。
だけど、信念を放り投げちゃいけない。私が挫けずにやってこれたのはただ一つ、
自分のやっている仕事が好きだという、その気持ちがあったからです。皆さんも自分が
やって好きなことを見つけなきゃいけない。それは仕事も恋愛も根本は同じで、君たちも
これから仕事が人生の大きなパートを占めていくだろうけど自分が本当に心の底から
満足を得たいなら進む道はただ一つ、自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。
そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、好きなことを仕事に
することなんですね。まだ見つかってないなら探し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ
駄目です。心の問題と一緒でそういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい
恋愛と同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探し続けること。
落ち着いてしまってはいけない。"


そして3つ目は『死』に関する話。物事を決断する際の基準として「死」を
意識しているということ。

"私は17の時、こんなような言葉をどこかで読みました。確かこうです。「来る日も来る日も
これが人生最後の日と思って生きるとしよう。そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りに
なる日がくるだろう」。それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。そしてそれから
現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたい
だろうか?」。それに対する答えが"NO"の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要が
あるなと、そう悟るわけです。"

"君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする
暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの
考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の
雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、
直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に
知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。"


最後に以下の言葉を学生に贈りスピーチを締めています。

"Stay hungry, stay foolish." (固定観念を捨てて、ハングリーであれ)


順風満帆ではないかもしれないけれど、充実した生き方だなと大変羨ましく、
また、自分も仕事に対してこういうスタンスで在りたいなと思います。

と、イトウの下手な感想を述べるよりは、全文を読んで頂くのがよいですし、
動画もあるようですので、興味のある方は是非本物をご覧ください。

ネタ元(日本語):溜池通信 (2005年9月27日)
全文(英語):http://slashdot.org/comments.pl?sid=152625&cid=12810404

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