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【祝】Dbvisit 9 日本リリース!+さっそく新機能を紹介

【祝】Dbvisit 9 日本リリース!+さっそく新機能を紹介

渡部です。 Dbvisitの新バージョンDbvisit 9が日本でリリースされました!

Dbvisit(正式名称 Dbvisit Standby)は、Oracle Database Standared Edition 2でDataGuardに類似したデータベースDR(災害対策)を実現できる製品です。 詳細は以下をご覧ください。

Dbvisit Standby バージョン9の主な新機能を紹介します。一部有償オプションの機能が含まれます(Snapshot Option)。

DR環境を用いたテスト環境作成支援機能

  • これまで障害発生時にのみ使用していたスタンバイDBを、アプリケーションのテスト等の目的で有効活用できる

  • 実は、Dbvisit 8でも同様のことを実現できましたが、以下の問題点があった。
    • スタンバイDBをアプリケーションのテスト等で使用終了した後、そのまま通常のスタンバイDBに戻すことはできず、スタンバイDBをゼロから再作成する必要がある。
    • スタンバイDBをゼロから再作成するときに、プライマリDBに負荷を与える恐れがある。
    • スタンバイDBをアプリケーションのテスト等で使用しているとき、プライマリDB障害発生時の予備という役割を果たせない。

DbvisitスタンバイDB Activate Nowの動作イメージ

  • Dbvisit9では、上記の問題点を以下の方法で解決しました。
    • スタンバイDBをアプリケーションのテスト等で使用する前に、あらかじめバックアップを取得しておく
    • スタンバイDBをアプリケーションのテスト等で使用終了した後、あらかじめ取得してあったバックアップをリストアすることで、通常のスタンバイDBに戻すことが可能になった(プライマリDBへの影響はゼロ)
    • スタンバイDBをアプリケーションのテスト等で使用しているときに、プライマリDBに障害が発生した場合、テスト終了時と同様に、あらかじめ取得してあったバックアップをリストアして通常のスタンバイDBに戻すことが可能なため、耐障害性は維持される(プライマリDB障害発生時の予備という役割を果たせる)。

Dbvisit 9 スタンバイDB Perform DR Testの動作イメージ

  • バックアップ、リストアの負荷や所要時間を少なくする以下の工夫もなされている。
    • バックアップをイメージコピー形式で取得しておくと、RMAN SWITCH機能を活用して低負荷+短時間で通常のスタンバイDBに戻すことができる
    • なお、後述する有償のSnapshot Optionのスナップショットスタンバイ機能を使うと、より低負荷+短時間で通常のスタンバイDBに戻すこと可能に
  • 若干余談気味だが、Dbvisitのマニュアルなどで用いられている "DR Test"という用語は良くない。これだと、「DRそのものをテストする」意味にとられやすい。そうではなく、意図するところは「DR環境を用いたアプリケーションなどのテスト」

Web管理コンソールの多言語対応(日本語対応)

  • 日本語含め5つの言語表示に対応
    • Dbvisit 8では、英語表示のみ対応だった。
  • ログイン時に言語を選択できる。

Dbvisit 9 Web管理コンソールの多言語対応(日本語対応)

Dbvisit 9 Web管理コンソールの多言語対応(日本語対応)

対話的な操作ガイド(User Quick-Guides)

  • Web管理コンソールで実行すべき操作を画面上でガイド
    • 次に行うべき操作をスポットライトのようなUIでガイドしてくれる。
    • 以下の動画を見ると機能をイメージしやすい。
  • 初期セットアップ時にそれなりに有用・・・とはいえ、初学者がDR構築するケースって本当にあるのかな?Dbvisitは導入しやすいけれども、領域見積など、ちゃんと設計しないとダメです。
    • 本格導入前のお試し利用という状況ならばハマるかもしれない。

自動フェイルオーバー機能

  • 一定時間プライマリDBが停止した場合、自動的にフェイルオーバーを実行する。
    • DataGuard Brokerのファストスタートフェイルオーバー機能に相当するもの
  • Dbvisit 9から導入されたDbvisit Observerというコンポーネントが、監視処理を実行する。
  • 実際にフェイルオーバーを実行せずにアラートのみ上げる、自動フェイルオーバー動作のテストモードがある。
  • 英語ですが、紹介動画があります。

Snapshot Option

  • Linux LVMを活用し、用途に応じた複数のスタンバイDBの複製を低負荷+短時間に作成する仕組み
  • 以下の2つの機能から構成される。
    • Snapshot Group
    • Single Snapshots
  • 別途有償のオプション
  • この機能については別記事で説明しています。

スタンバイDB作成のパラレル化

  • スタンバイDB作成時のバックアップとファイル転送をパラレルで処理可能に
  • スタンバイDB作成画面にパラレルを考慮するかのチェック項目が追加される
    • パラレル度は自動的に判断される模様

Dbvisit 9 スタンバイDB作成のパラレル化

CLIで起動した処理の進捗/結果をWeb表示

  • Web管理コンソールのタスク履歴欄にCLI(dbvctlコマンド)で実行した処理の進捗と結果が表示される
  • 従来は、Web管理コンソールから実行した処理のみがタスク履歴欄に表示された

アラート機能の追加

  • Web管理コンソールのアラート履歴欄にアラート(警告レベルの問題)が表示されるように
  • マニュアルには、1) アーカイブログギャップがしきい値を超過した場合、 2) プライマリDBでNOLOGGING操作が実行された場合にアラートが表示される と記載
    • ただ、他の処理でもアラートが発生される模様。調査中。

ホストCPU使用率の時系列グラフ

  • ホストCPU使用率の推移を時系列でグラフ表示

Dbvisit 9 ホストCPU使用率の時系列グラフ Dbvisit 9 ホストCPU使用率の時系列グラフ

ログギャップの時系列グラフ

  • ログギャップの推移を時系列でグラフ表示

Dbvisit 9 ログギャップの時系列グラフ Dbvisit 9 ログギャップの時系列グラフ

Dbvisit Standby 9 導入の際には、是非コーソルにお声がけください!

プロフィール

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渡部 亮太

・Oracle ACE
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数

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守田 典男

・新しもの好きな Oracle Fighter。
・保有資格 : ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数

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