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人事ブログ
入社式の余韻に浸る間も無く、早速翌日の2日と5日の2日間、
新入社員ビジネスマナー研修が行われました。
今回は研修の内容と最後の発表会について、
お伝えしたいと思います。
ビジネスマナー研修の目的は以下3点です。
1. 社会(企業)人として自立・自律し、周りから信頼される人になること
2. 同期及び新卒先輩社員とのコミュニケーションを通じて、
自分自身及び他者についての理解を深めること
3. 社会に適応するための基本的な知識やビジネスマナーを体得するとともに、
プロの「ビジネスパーソン」への一歩を踏み出すこと
そしてその目的を達成するために、大きく4つのテーマに
分けて学びました。
① ビジネスパーソンとしての心構え
② ビジネスコミュニケーション
③ ビジネスマナー(基礎編)
④ ビジネスマナー(実践編)
上記テーマに基づき、2日間で実施した内容は下記となります。
<1日目>
① ビジネスパーソンとしての心構え
・学生と社会人の違いについて
・社会人としての「責任」と「権利」とは
・信頼される企業人になるためには
② ビジネスコミュニケーション
・コミュニケーションの基本、目的、活性化について
・相手のスタンスに立つこと
③ ビジネスマナー(基礎編)
・4つのステージ
1stステージ:外見(身だしなみ、服装)
2ndステージ:挨拶や態度(お辞儀、ハイオアシス)
<2日目>
③ ビジネスマナー(基礎編)続き
3rdステージ:話し方(言葉遣い、尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分け)
4thステージ:話しの内容
④ ビジネスマナー(実践編)
・電話応対(受電、架電、取次ぎ)
・来客応対(受付~お見送り)
・ビジネス文書(社内、社外、メール)
・仕事の進め方について(ホウレンソウ、PDCAサイクル)
これら1つずつを知識としてだけではなく、頭で考え理解し、
実習を通じて体得することで、日々の言動や行動につなげて
いくことが求められます。
さて、研修の形式は講師からのレクチャーと、個人及びペアワークを
織り交ぜた内容となっていますが、先輩社員たちにも協力してもらい、
自分たちの研修時を振返りながら、一緒に指導に取り組みました。
最初は余裕の表情だった2名も、研修が進むにあたり、社会人と学生の違いを
思い知らされることとなったのでしょうか、少しずつ厳しくなる指導を受けて、
だんだんと引き締まった表情になってきました。
初日は、まず自らがビジネスパーソンになるための心構え、
ビジネスにおけるコミュニケーションの重要性について、
ビジネスマナーの基礎を学びました。
ビジネスマナーは大きく4つのステージに分かれますが、
その中でも特に重要な挨拶・態度について、
いよいよ“恒例”ともいえる実習が始まりました!
「ハ・イ・オ・ア・シ・ス」。研修が行われているセミナールームから
バックオフィスや他の部屋にも聞こえるくらいの大きな声が聞こえて
くるようになりました。
夕方から始まったこの実習は、あっという間に2時間、3時間と時間が過ぎ、
業務を終えた先輩社員たちからアドバイスをもらいながら、ようやくOKが
もらえた頃には22時になっていました。
こんなにも早く、学んだことを行動に移すことの難しさを経験するとは
二人とも予想していなかったでしょう。
※ハ・イ・オ・ア・シ・スとは
「はい」 「いらっしゃいませ」 「おはようございます」
「ありがとうございます」 「失礼いたします」
「すみません、申し訳ございません」 の頭文字を取ったものですが、
お辞儀の角度や表情にも決まりがあります。
ほとんど休みを取ることも忘れるくらい真剣に取り組んだ二人の表情からは、
初日の緊張感と疲れから、充実感とも放心状態とも受け取れる様子でした。
いよいよ重要な発表は週末をはさんだ月曜日です。
果たしてこの休みが吉と出るか凶と出るか。
続きは次回のブログでお伝えします。