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人事ブログ
さて、いよいよ2日目に突入です。
週末をはさんだこともあり、せっかく初日に学んだことや練習したことを
忘れていないか心配でしたが、月曜日出社してみると、どこからか“あの声”が
聞こえてくるではないですか!
そうです、二人は朝から「ハ・イ・オ・ア・シ・ス」の練習を始めていたのでした。
初日に学んだことを忘れないように、自主的に朝7時半に出社したようです。
俵谷さんは初日に注意された髪を短く切り、信太さんも疲れの表情は全くなく、
二人ともに元気よく笑顔で「おはようございます」と挨拶をしてくれましたので、
早速学んだことを実践しようとの意志を感じ嬉しくなりました。
このようにして、2日目の研修も始まりましたが、まずは初日の復習を行った上で、
ビジネスマナーの3rdステージと4thステージを学び、ビジネスマナー実践編へと
進んでいきます。
ビジネスマナーは、①外見や見た目、②挨拶・態度、③話し方を身につけた上で、
ようやく最終段階の④話しの内容に進むことが出来ます。
つまり、相手に話しを聞いてもらうためには、それまでの3つのステージを
クリアしていなければ、土俵にも上がれないということになります。
改めてですが、「ビジネスマナーを身につけること」ということは
「立場の違う人に受け入れてもらうために必要」なことであると
言い換えられます。
ビジネスでお会いする相手の方に不快感を与えないため、そして、
円滑にコミュニケーションを図るためにも基本となる内容です。
いよいよビジネスマナー実践編に移ります。
ここでは電話や来客応対のロールプレイングを中心に実施しました。
ここで学んだことを中心に、研修の最後に先輩社員へ向けて
発表することになります。
そしてロールプレイングに続き、基本的なビジネス文書作成と、
仕事の進め方について勉強しました。
普段自分達が使用している言葉や表現と、ビジネスで用いる話し言葉や
書き言葉との大きな違いを痛感させられたことでしょう。
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さて、2日間の研修もいよいよ最後の発表を残すのみとなりました。
予定していた開始時間は過ぎてしまいましたが、最後の最後まで入念に、
声の大きさや言葉遣い、表情や態度、そして一番重要な要素として
心が込められているかについて、チェックを繰り返しました。
そして、総勢15名の先輩社員を目の前にして発表が始まりました。
まず「ハ・イ・オ・ア・シ・ス」の発表。
当日の朝より声も大きく、自信を持っている表情が伺えます。
果たして、この調子で最後までやり遂げることができるでしょうか。
ロールプレイングは、受付役を1年先輩の青野さんにお願いし、
営業マン役と企業担当者役を交互に担当します。
途中で言葉が詰まったり、間違えたこともありましたが、
今自分たちの持っている全てを出し切ろうと
必死に頑張っていました。
そして、最後は二人の大きな声で「ありがとうございました!」
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先輩方からたくさんの拍手を頂き、緊張した表情から
ようやく安堵の表情へと変わりました。
そして、金山さんや先輩方から、温かなメッセージと叱咤激励の言葉が
寄せられました。
「表情が笑顔でよかったです。心からのサービス精神を忘れないようにしましょう。」
「まだやり残したことがあるはずなので、今の気持ちを決して忘れずに頑張ってください。」
「来客応対時の表情や声の大きさが会社の印象に影響を及ぼすので、
常に会社の顔であることを意識してください。」
「これからはアウトプットが求められますので、相手が何を求めているのかを常に考えて
行動してください。」等々
二人の感想はどうだったのでしょうか。
信太さん
「まだ自分の意識が低く考えが甘かったと思います。
来客応対は研修で学んだことの集大成なので、日々実践していけるように、
これから努力していきたいと思います。
今後も先輩方からのアドバイスを頂き、良いところをどんどん
吸収していきたいと思いますので、ご指導宜しくお願いします。」
俵谷さん
「社会人としての基本的な敬語や挨拶がまだ出来ていないと
再認識しました。
今のこの気持ちを忘れずに、社会人としての自覚を持ち、
学んだことを習得していきたいと思いますので、
引き続き宜しくお願いいたします。」
最後になりますが、改めて今回の研修の目的は何だったのでしょうか。
一日も早く、社会人として自立し、周りから信頼される人になること、
また自分と他者を知り合うこと、そして最終的にはビジネスマナーを
体得することにより、プロの「ビジネスパーソン」になることでした。
二人はたくさんの知識や考え方を学ぶとともに、
学んだことを実践することの難しさも
経験したのではないでしょうか。
研修の最後に、3ヵ月後の自分に手紙を書いたようです。
今の自分が想像している自分になっているかどうかは、
日々の知識や経験をどれくらい積み重ねているかによります。
決して近道をせずに、真正面から課題に向かっていき、
自主的に行動してほしいものです。
入社して間もない二人ですが、これからの成長を大いに期待しています!