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人事ブログ
毎月下旬に開催されている社内セミナーですが、記念すべき(!?)40回目の社内セミナーが今週11/22(火)に開催されました。
今回のテーマは「ハング/スローダウン解析の方法」。
サポートに寄せられる問い合わせの中でも、比較的高いスキルが必要とされる「突発的に発生したハング、スローダウン問題」の解析。
セミナーでは「ハング、スローダウンとは何か」という基本的な部分から始まり、原因解析の方法、解析後に取るべきアクションについてのお話がありました。
今回も大いに盛り上がったセミナーの様子を、どうぞご覧下さい。
講師はおなじみ麹町第一サポートチームの渡部さん。
豊富な知識と経験に基づいた、分かりやすい説明が好評です!
今回は、外部からのお客様も9名参加してくださり、定員30名のセミナールームは満員御礼。
満員の会場。話をする渡部さんもいつも以上に気合が入ります。
さて、今回のAgendaはこちら↓
・ハング、スローダウンとは?
・ハング、スローダウン解析の方法論
・待機チェーンとロック
・HANGANALYZEを用いた解析
・ASHを用いた解析
・SYSTEMSTATEを用いた解析
・事象分析後のアクション
まず、「ハング、スローダウンとは何か」がどういったものであるかについて確認します。
「ハング」とは、データベース(DB)に接続して行われている処理が完全に停止してしまっている状態のことを、「スローダウン」とは、処理は行っているものの、処理速度が極端に低下している状態のことを言います。
つまり「ハング」や「スローダウン」が起こってしまうと、実施したい処理が正常に行えなくなってしまうのです。
サポートエンジニアは、そうした状況を解消するために、お客様に「ハングやスローダウンが起こった時点の情報」を提供していただき、その内容を解析します。そして、「なぜ起こってしまったのか」、「起こらないようにするためにはどうしたらいいか」といった情報をお客様にご提供するのです。
「ハング」と「スローダウン」がどういったものかに加え、実際にはどういった状況が起こりうるのかについて確認した後は、「ハング」や「スローダウン」が起こった場合の情報を解析する手段についてデモを交えて説明していきます。
業務に活かそうとデモを見つめるメンバーたち
最後に解析後に取るべきアクションについてお話があり、質疑応答の時間となりましたが、
「お客様から××という形でご質問があった場合には、どういう風にお答えしていますか?」
「Aという環境とBという環境では解析の仕方に違いは出てきますか?」
など、実際にサポートの現場で対応しているメンバーならではの質問が飛び出し、大いに盛り上がっておりました。
セミナーの後は、参加者での懇親会。お客様にもご参加いただき、遅くまで“技術談義”で盛り上がりました。チームや会社の垣根を越えての交流を、これからも活発に行っていきたいものですね。
こちらをご覧の方でも、サポートエンジニア向けの社内セミナーを見学されたいという方がいらっしゃいましたら、当社ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
それでは、また次回の社内セミナーでお会いしましょう!