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  • [7]技術関係
  • 2013.03.22

第55回社内セミナー「ストレージとファイルシステム」

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コーソルでは毎月1回、有志のエンジニアによる社内セミナーを行っています。
55回目となる今回のテーマは『ストレージとファイルシステム-Oracle Database
サポートエンジニア向けIT知識』です。


“Oracle Databaseサポートエンジニア向けIT知識”シリーズは、サポートエンジニアとして
知っておくべきDB以外の知識にフォーカスしたセミナーです。
『プログラムとOS(UNIX/Linux)』、『ネットワーク』に続いて、今回が第3弾となります。
講師はおなじみプリンシパルエンジニアの渡部さん。
今回はコーソルのエンジニアだけでなく社外のお客様にもお越しいただき、
新人からベテランまで様々なエンジニアが参加した大盛況のセミナーとなりました。
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分かりやすい説明が好評の人気講師です!     こちらは本日の資料
セミナーのAgendaはこちらです。
【Agenda】
Ⅰ.記憶域階層と構成方法
Ⅱ.シングルOracle Database対応の記憶域
Ⅲ.ASM対応の記憶域
Ⅳ.クラスタ対応の記憶域
Ⅴ.RAID
Ⅵ.SAN
近年、RACの一般化により、Oracle Databaseエンジニアが知るべき
技術領域が増えていますが、その1つにストレージがあります。
説明されるとそれほど難しい内容ではないのですが、ストレージを
ブラックボックス的に使用していると、Oracle Databaseのマニュアルに
記載された文章の理解に苦しむ場合があるかもしれません。
そこで、今回のセミナーでは以下のポイントを受講後の目標とし、
実際の業務にすぐに役立てられるような技術情報の提供を行いました。
【目標】
 □ ストレージの技術領域のうち、Oracle Databaseに関連する点を
   理解する
 □ 記憶域階層の意味を理解する
 □ Oracle Database / ASM / RAC / GI、CRSが使用する記憶域の
   概要を理解する
 □ クラスタファイルシステムの必要性を理解する
 □ NASとSANの違いを理解する
セミナーではまず、記憶域階層の概要と、「Single Oracle Database」、
「RAC」、「ASM」、「クラスタウェア」がそれぞれ記憶域をどのように使用するのかを
説明した上で、複雑なストレージ構成の場合に使われる仕組みである、「RAID」と
「SAN」について解説しました。
また、「ローカルディスクにファイルシステムを作成するデモンストレーション」や、
「共有ディスクを非クラスタファイルシステムでフォーマットし、複数ノードから
パーティションを同時にマウントして更新してみるデモンストレーション」など、
いくつかの実演を交えながら、実際に記憶域をどのように使用していくのか確認しました。
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デモンストレーションを行いながらの説明    参加者も真剣に聞き入っています
今回のセミナーは内容が盛りだくさんだったため、予定時間を延長して
終了となりましたが、普段は深く触れる機会が少ないDB技術以外の
セミナーだったこともあってか、参加した皆さんは疲れた様子もなく、
非常に満足している様子でした。
参加者の皆さん、遅い時間までお疲れ様でした!
コーソルでは今後も様々なテーマで社内セミナーを開催する予定です。
次回の社内セミナーをお楽しみに!

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