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  • [7]技術関係
  • 2017.01.23

OOW 2016 参加レポート

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2016年9月18~22日(米国時間)の5日間に渡って行われた
Oracle OpenWorld 2016 San Francisco
今年はOracle サポートグループの杉本 篤信さんとOracleサービスグループの
河野 敏彦さんの2名が参加いたしました。
ここからは、その2人によるOOW参加レポートをお送りします!

Oracleサポートグループの杉本篤信です。
Oracleサービスグループの河野敏彦さんと共に、2016年9月にOracle OpenWorld 2016に参加してきましたので、その様子をレポートします!

■Oracle OpenWorldとは
  Oracle OpenWorld(以下、OOW)は、米Oracle Corporationの年次カンファレンスで、毎年秋に米国サンフランシスコにて開催されます。IT業界でも屈指の大型イベントであり、公式ブログによれば、今年の来場者は141カ国から計6万人、開催地への経済効果は1億9400万ドルとか。

 

■Oracle OpenWorldの楽しみ
 コーソルからのOOWへの参加は、今年で5回目となります。過去の参加レポートからも現場の雰囲気は感じていただけると思いますので、こちらも併せてご覧ください!

● 参加形態
 個人での参加も可能なようですが、コーソルでは、株式会社JTBビジネストラベルソリューションズのOPNパートナーツアーを利用しています。
Oracle PartnerNetwork(OPN)とは、オラクルとパートナー契約を締結した企業向けの支援プログラムのことですが、コーソルもパートナー企業ですので、こういったツアーが利用できるのです。
  パッケージツアーなので、煩雑な予約や手配は不要です。もっとも、我々エンジニアが気軽に参加できるのは、社内事務方の苦労おかげなのですが。

● 宿泊
 例年通り、The Westin St. Francis San Francisco on Union Squareへの宿泊です。豪華ですね。

 

● KeyNote(基調講演)
 Larry Ellison CTOやMark Hurd CEOをはじめとする、オラクルの重要人物や、パートナー企業各社による業界動向予測や新製品の発表、事例の紹介です。OOWのメインイベントと言っても過言ではありません。
 ちなみに、今年も話題の中心はクラウドでしたが、個人的には、Larry EllisonのKeyNoteにおける「AWSたたき」(AWSは米Amazon.com, Inc.のクラウドコンピューティングサービス)が一番印象的でした。
 業界の著名人であり、強気な発言でも有名な(?)Larry Ellisonに、生でお目にかかれるのもOOWならでは。

 
ご存知、Larry Ellison CTO    熱弁するMark Hurd CEO

Session
 KeyNoteにつぐ重要イベントとしてGeneral Sessionがあり、ここでも重要な新製品や新サービスに関する発表が行われます。大きな技術セッションでは、パートナーツアーの参加者向けに同時通訳も行われていますので、英語に自信が無くても大丈夫。また、日本からの参加者のためのJapan Sessionがあり、General Sessionにおける重要発表の大部分はここで再確認できます。
 目玉の新製品である、Oracle Database 12c Release 2に関しては、Oracle Cloudとの親和性という観点での発表が多く、詳細な新機能に関する説明は限られていました。この規模のセッションで、技術的な詳細を期待するだけ野暮というものですが。
 なお、これらの他にも、大小様々なセッションが開催されていました。

● Exhibition
 パートナー企業のブースも多数ありますが、さすがに米国での開催だけあって、日本ではなじみの無い企業が大半です。 
 その中に混じって、Oracle Databaseやその他製品の機能毎の詳細を専門エンジニアに質問できるブースも設置されています。ここであれば、目玉の新製品である、Oracle Database 12c Release 2の新機能に関する質問も可能でした。もちろん、通訳はありません・・・。

 

 

● グッズ
 会場では、公式(?)グッズも購入可能です。好きな人にはたまらない。

 

● Reception
 OPN After DarkやJapan Reception(日本から参加のパートナー向け)の懇親会もありました。他社エンジニアとのまたとない名刺交換のチャンス。会社の枠を越えた、純粋に技術的な意見交換や、同業ならではの「あるある」話にも花が咲きます。

 

● Appreciation Event
 参加者に対する感謝の意を込めたコンサートというところでしょうか。例年と異なり、今年はAT&Tパークでの開催となりました。(MLBのSan Francisco Giantsの本拠地ですね)
 今年の出演アーティストはBilly Joel・・・・・・のはずでしたが、直前に体調不良とかで出演不可に。代わりに、Gwen StefaniとStingの出演となりました。なんとデュエットも!

  

  

 
観光
 最終日、出発までの時間は観光ということに。良くも悪くも、度胸だけはある男二人の道中。ですので、この方面での事前準備はまったくしていませんでした。結果、現地オプショナルツアーは満席で参加できずじまい。それでも、持ち前の”度胸”を活かし、チャイナタウン、ケーブルカー、フィッシャーマンズ・ワーフ、観光クルーズ(ゴールデン・ゲート・ブリッジ、アルカトラズ島)、トレジャーアイランドからの夕景など、基本?を十分に堪能してきました。
 

 

■コーソルのOOWに対する取り組み
 コーソルでは、OOWへの参加者は、社内公募による希望者からの選抜という形で決定しています。応募条件はさほど難しいものでは無く、社内外への情報発信にかける意気込みを、自由に述べるというものです。勤続日数などの条件は問われないので、若手社員でも応募可能です。厳選なる審査の結果、たまたま今年は私と河野さんの二人が選ばれたわけですが、若手とはとても言えない男二人という人選に対して、「地味」「華が無い」といった声もちらほら。
 社外情報発信活動内容としては、弊社公式Twitterアカウントによるツイートや本ブログによるレポートなどが挙げられますが、今回は他にも以下のような活動がありました。

● 事前説明会における発表
 OPNパートナーツアーでの参加者向けの事前説明会が、9月12日(出発3日前)に日本オラクル本社にて開催されました。その際、Exhibitionにブースを出展されるような大手パートナー様からの発表に混じって、昨年の弊社からの参加者である伊藤さんが「Oracle OpenWorldの歩き方」と題した発表を行っています。

● JPOUGでの発表
 オラクル製品ユーザーのコミュニティであるJPOUGのイベント、JPOUG in 15 minutes #2 (11月17日開催)に参加させていただき、河野さんと私が「おじさん二人が語る OOW デビューのススメ! Oracle OpenWorld 2016参加報告」と題した発表を行いました。

いかがでしたでしょうか。
個人的には、やり残した事がたくさんあるような気がしており、機会があればまた参加したいと考えています。
みなさまに少しでも私たちが体験してきたOOWの魅力が伝われば幸いです。

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