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人事ブログ
コーソルは2016年に次世代認定マーク「くるみん」を取得していますが、ここ数年のコーソルベビーブームも追い風となって男性の育休取得者数もどんどん増え始め、もはやコーソルでは男性の育休取得が当たり前の時代になってきました!
社内での育休取得にも注目が集まっていることから、社内で育休セミナーを実施いたしました。
本日はその様子をお伝えいたします!
そもそも「育休」とは・・・
「育休」=育児休業。育児・介護休業法という法律に基づいて定められ、子供を養育する労働者(※)が取得できるものです。
(※)同一事業主で1年以上働いている労働者
育休は女性が取得するもの、と思われがちですが、育児・介護休業法では男女問わず労働者から育児の申し出があった場合は、雇用関係を継続したまま一定の休業を与えることを認めるよう、義務付けられています。
しかし厚生労働省調べによると、女性の育休取得率83.2%に対し男性の育休取得率は5.14%と極めて低いのが現状です。
ヨーロッパでの男性育休取得率は20%程度だそうです。残念ながら日本ではまだ男性が育休を取得しづらい雰囲気があるのかもしれません。
ですが、コーソルの男性育休取得率はなんと19.6% (2004年~2019年)!
国の男性育休取得率の目標が『2020年までに13%』なので、コーソルの取得率はかなり高いと言えると思います!
コーソルは今年で15周年を迎えますが、2019年2月現在のべ26名の社員が育休を取得しています。
その内男性取得者はのべ11名!(多いっ!)もはや男女問わず育休を取得するのが当たり前になりつつあります。
この流れを受けて、社内でも改めて育休制度を周知し、育休を取得しやすい環境を目指して育休セミナーを開催いたしました。
セミナーでは、育休制度の説明や以下のような悩みまで、育休取得体験談を交えてお話しいただきました。
Q.育休中のお給料はどうなってるの?
Q.育休取得はどのくらいの期間がベスト?
Q.育休復帰後の影響は?
Q.育休取得で人員減の対応策は?
Q.育休取得者の周囲のメンバーがすべきことは?
セミナー参加者は、
- まさに育休取得を間近に控え、体験談を聞きにきた社員
- 部下の育休取得に備えて情報収集をする役職者
- 「育休取得率の高さが入社の決め手の一つ」という若手社員
などなど、参加理由は様々でしたが、皆真剣に聞き入っていました。
コーソルでは育休取得のハードルが下がってきましたが、育休取得には以下の3要素が非常に重要です。
(1) 育休取得の申し出を快く受け入れてくれる環境・風土があること
(2) 育休で不在時にも現場でフォローしてくれるメンバーの存在
(3) 日頃から業務の可視化・効率化を図り「自分でなくても誰でもできること」を増やしていくこと
育休取得者や周りでフォローしてくれる社員がこの3つを意識的に実施しているからこそ、育休取得が実現できています。
育休取得者側に注目が集まりがちですが、実際には支えてくれるメンバーがあってこそ。温かく受け入れてくれるメンバーにも感謝は忘れずにいたいですね!
また、真の男女共同参画社会の実現を目指すのであれば、ただ育休取得を推奨するというだけではなく、現在育児に関われていない社員も早く帰って育児に関われるよう、男女共に仕事と家庭が両立できる職場環境をつくっていくことが重要だと感じたセミナーでした。
社員が安心して働ける職場があるからこそ、お客様へのサービス品質維持・向上にもつながると思います。
コーソルは「次世代育成支援対策推進法」に基づいて行動計画を策定・公表しています。
厚生労働省HP掲載 コーソル行動計画(平成29年10月1日~平成31年9月30日)
行動計画に則り、仕事と育児・介護を両立させ、全ての従業員がその能力を十分に発揮できるような
働きやすい環境の整備を続けてまいります!