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2019年7月23日

「Oracle Database 19cの注目ポイント 15」発表資料公開 - JPOUG in 15 minutes #8

渡部です。7月23日 JPOUG in 15 minutes #8で担当した「Oracle Database 19cの注目ポイント 15」の発表資料を公開しました。

oradb_19c_newft_jpoug_in15m8.PNG

多くの方にお越しいただきありがとうございました・・・で一点お詫びなのですが、 実はスライドの最後に記載した以下の2つの機能を紹介し忘れました・・・ OMG (><;)

  • 権限分析がEnterprise Editionで使用可能に / Privilege Analysis Now Available in Oracle Database Enterprise Edition
  • EZCONNECTの指定可能パラメータが追加 / Easy Connect Plus

直前でスライドの順番を変えたところ、最終スライドを間違った結果、これらの2つの機能を記載したスライドを説明しそびれてしまいました・・・ごめんなさい・・・

これらの機能については、公開資料から理解いただければと思います m(_ _)m

19cバックポート 権限分析機能(Privilege Analysis)がEEで使用可能に

渡部です。これまで権限分析機能(Privilege Analysis)は 有償オプションOracle Database Vaultの一部でしたが、 19cから有償オプションなしのEnterprise Editionで使用可能になりました。 また、このライセンス上の措置は18c, 12cにもさかのぼって適用されます(バックポート)。

[告知] 2019年7月23日(火)19:00 に開催する JPOUG in 15 minutes #8 で渡部の目で選んだOracle Database 19cの注目ポイントについてお話します。

いつのまにか、18cと12cのマニュアル ライセンス情報も書き換えられ、"Extra Cost Option"の文言が消えていました!

18c_privilege_analysis.png

12cr1_privilege_analysis.png

この機能は地味に便利です。

この機能が12c R1新機能としてリリースされたとき、「一旦」とても喜んだのですが、 正式リリース後にライセンス情報を見てOracle Database Vaultの一部になったことを知って とても落胆したことを思い出します・・・

こんなことなら、最初から有償オプションなしの扱いにしておいてくれれば良かったのに・・・とも思いますが、 今回18c, 12cにもさかのぼって適用してくれたことをみると、オラクルの中の人も反省したのでしょうね ;-p

2019年7月19日

19cからLinux 6がサポート対象外 / RHEL系はLinux 7のみをサポート

渡部です。Oracle Database 19cからLinux 6(RHEL6系)がサポート対象外となります。 RHEL系Linuxを使用する場合、Oracle Linux 7またはRHEL 7を選択する必要があります。

hello_linux7.png

[告知] 2019年7月23日(火)19:00 に開催する JPOUG in 15 minutes #8 で渡部の目で選んだOracle Database 19cの注目ポイントについてお話します。

Linux 6(RHEL6系)は2010年から使用されているかなり息の長い、今となっては古いOSです。 Oracle製品は、UEK(Oracle Unbreakable Enterprise Kernel)を活用するなどの「延命」とも言えるような方法で、 Linux 6(RHEL6系)を比較的長く使用してきました。

しかし、本家ともいうべきRHEL6のサポート終了が2020年11月に近づき、また、RHEL8もすでに リリースされている状況で、Linux 6(RHEL6系)を使い続ける選択肢はどんどん考えにくくなってきました。

ながらくLinux 6(RHEL6系)を使用してきたExadataも、とうとうLinux 7(RHEL系7)に移行しました。

そして、Oracle Database 19cからLinux 6(RHEL6系)がサポート対象外となり、Linux 7(RHEL7系)のみが使用できるようになった。というわけです。

19c Grid Infrastructure新機能 GIMRなしの構成をサポート

渡部です。19c Grid Infrastructureでは GIMRがない構成をサポートするようになりました。

19300_optional_install_gimr.png

[告知] 2019年7月23日(火)19:00 に開催する JPOUG in 15 minutes #8 で渡部の目で選んだOracle Database 19cの注目ポイントについてお話します。

GIMR(Grid Infrastructure Management Repository)は、CHM(Cluster Health Monitor)が 収集する各種メトリックを格納するGI専用のリポジトリです。 CHMを使用する環境では有用でしたが、初期構成時のサイズが比較的大きく、かつ、 導入に時間を要するため、検証用途でGI/RACを使用する場合などは正直邪魔な場面がありました。

19c Grid Infrastructureからは、GIMRを作成せずにGIをインストールでき、 記憶領域と時間を節約できます。

19c 新機能 JETベースのOEM Database Express

渡部です。OEM Database ExpressがOracle JETテクノロジを用いて再実装されています。

19300_emex_jet.png

[告知] 2019年7月23日(火)19:00 に開催する JPOUG in 15 minutes #8 で渡部の目で選んだOracle Database 19cの注目ポイントについてお話します。

12c R1で、Oracleデータベース管理用のWebコンソールとしてOEM Database Express(EM Express / Oracle Enterprise Manager Database Express)が導入されました。しかし、このEM Expressは2020年にサポートが終了するAdobe Flashテクノロジをベースとして実装されていました。

このため、Oracle Database 19cのEM Expressは、Oracle JET(Oracle JavaScript Extension Toolkit)ベースで再実装されています。Oracle JETは最新のJavaScript、CSS3、およびHTML5テクノロジに基づくユーザーインタフェース用ツールキットです。

しかし、現時点では、Oracle JET版のEM Expressは実装されていない機能がいくつかあるようです。 このため、状況に応じて、従来のAdobe Flash版のEM Expressに切り替えることができるようになっています。

-- 従来のAdobe Flash版のEM Expressに切り替える
SQL> @?/rdbms/admin/execemx emx

-- 新しいJET版のOracle EM Expressに戻る
SQL> @?/rdbms/admin/execemx omx

2019年7月18日

Exadata限定のOracle Database 19c 新機能

渡部です。マニュアルDatabase New Features Guide(F14269-02)には99個の新機能が記載されていますが、全ての環境で全ての新機能を使えるわけではありません。Standard Edition 2では使用できない機能があるのは当然として、最近のバージョンではOracle CloudやExadata限定の機能も出てきています。

[告知] 2019年7月23日(火)19:00 に開催する JPOUG in 15 minutes #8 で渡部の目で選んだOracle Database 19cの注目ポイントについてお話します。

Oracle Database 19cのOracle Cloud / Exadata限定機能

機能と使える環境の対応関係は、マニュアル Database Licensing Information User Manual にまとめられています。 以下は、Database Licensing Information User Manual(E94254-06)から、"EE=N" (オンプレミス環境のEnterprise Editisonで使用不可)の機能を一覧化したものです。

  • CDB Fleet Management
  • PDB Snapshot Carousel
  • Refreshable PDB switchover
  • Oracle Data Guard Automatic Correction of Non-logged Blocks at a Data Guard Standby Database
  • I/O Resource Management
  • Automatic Indexing
  • SQL Quarantine
  • Real-Time Statistics
  • High-Frequency Automatic Optimizer Statistics Collection
  • Support for Oracle Exadata Storage Server Software
  • In-Memory Column Cache on Storage Servers
  • In-Memory Column Store on Active Data Guard standby
  • Fault Tolerant In-Memory Column Store
  • Automatic In-Memory Column Store
  • In-Memory Column Store support for External Tables
  • MemOptimized Row Store
  • Zone Maps
  • Keystore for Each Pluggable Database
  • Exadata Flash Cache Compression

Exadata限定のOracle Database 19c新機能

上記機能のうち、Oracle Database 19c新機能は以下の4つです。なお、これらの新機能は、Exadata限定となっており、Oracle Cloudでは使用できません。

  • Automatic Indexing
  • SQL Quarantine
  • Real-Time Statistics
  • High-Frequency Automatic Optimizer Statistics Collection

19c_newfeatures_exadata_only.png

SQL Quarantine(SQLの隔離)がExadata限定になっている理由は不明ですが、 SQL Quarantineの以外の新機能は利便性と負荷増加がトレードオフ関係にある機能であるため、Exadataの強力なハードウェアが 必要という形になっているのかもしれません。もしかすると、Exadata独自のソフトウェア実装に 依存しているかもしれませんが、詳細は不明です。

2019年7月17日

19c 新機能DML RedirectionとData Guardスタンバイデータベースで実行可能な処理を拡張する機能追加

渡部です。Oracle Database 19c新機能のDML Redirectionを紹介し、おさらいを兼ねて、最近のバージョンの関連するData Guard新機能をご紹介します。

[告知] 2019年7月23日(火)19:00 に開催する JPOUG in 15 minutes #8 で渡部の目で選んだOracle Database 19cの注目ポイントについてお話します。

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19c新機能 DML Redirection

DML Redirectionは、スタンバイデータベースで更新処理を実行可能にするOracle Database 19c新機能です。

従来、スタンバイデータベースでは原則的に参照処理しか実行できませんでした。すなわち、 更新処理を実行するアプリケーションを実行できるデータベースは、プライマリデータベースに限定されていました。DML Redirectionにより、更新処理を実行するアプリケーションをスタンバイデータベースで実行でき、プライマリデータベースの負荷を軽減することができます(処理のオフロード)。

なお、諸橋さんに教えて頂いたのですが、DML Redirectionは、従来スタンバイデータベースで使用できなかったBIツールを使用できるようになるという利点もあるそうです。というのも、一部のBIツールは、BIツール独自の管理データを対象データベースに保管するために更新処理を実行します。DML Redirectionにより、スタンバイデータベースで更新処理が実行可能になるため、このようなBIツールがスタンバイデータベースで使用可能になります。

Support for In-Memory / Support for SQL Tuning Advisor / Support for Diagnostics Pack / Support for SPA

  • Support for In-Memory (12.2)
  • Support for SQL Tuning Advisor (12.2)
  • Support for Diagnostics Pack (12.2)
  • Support for SPA (11.2.0.4)

これらの機能は12c R2および11g R2で追加されたものです。従来スタンバイデータベースで実行できなかったインメモリ処理やチューニング支援機能を、スタンバイデータベースで実行可能する機能拡張です。

Support for DML on Global Temporary Tables (12.1) / Private Temporary Tables (18c)

これらの機能は18cおよび12g R1で追加されたものです。従来スタンバイデータベースでは一時表が使用できませんでしたが、これらの機能拡張により、スタンバイデータベースで一時表が使用可能になりました。

Support for DML on Global Temporary Tablesは、従来からあるグローバル一時表をスタンバイデータベースで使用可能にするものです。データベースに存在するデータを外部にエクスポートするときに、データを加工してからエクスポートしたいケースがあります。グローバル一時表が使えると、データの加工をグローバル一時表を使って実行可能なため、エクスポート処理のシステム構成をシンプルにできます。

Private Temporary Tablesは、新しい種類の一時表で、あるセッション専用の一時表です。グローバル一時表を使用する場合と異なり、あらかじめ一時表を作成しておく必要がないため、より簡単に一時表を使用できます。

Support for Sequences(12.1) / Session Sequence (12.1)

これらの機能は12g R1で追加されたものです。従来スタンバイデータベースではシーケンスが使用できませんでしたが、これらの機能拡張により、スタンバイデータベースでシーケンスが使用可能になりました。

一時表が有用なケースと似た状況ですが、データベースに存在するデータを外部にエクスポートするときに、シーケンスを使って連番を付与したいケースがあります。これらの機能拡張はこのような状況で有効です。

Support for Sequencesは従来型のシーケンスを使用可能にする機能拡張で、Session Sequenceは新しい種類のシーケンスであるセッションシーケンスを使用可能にする機能拡張です。

2019年7月16日

Oracle Database 19cミニセミナーのお知らせ

渡部です。Oracle Database 19cミニセミナーのお知らせです。

19c.png

2019年7月23日(火)19:00 に開催する JPOUG in 15 minutes #8 で 渡部の目で選んだOracle Database 19cの注目ポイントについてお話します。

短い時間でOracle Database 19cの注目ポイントを抑えたい方は是非ご参加くださいませ。

  • 時間と場所 : 2019年7月23日(火)19:00~20:30(開場および受付開始: 18時30分)
    東京都中央区月島1-15-7 パシフィックマークス月島1階
    エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社コラボレーションルーム
  • 詳細: http://www.jpoug.org/?p=2337

イベントの申し込みは https://jpoug.doorkeeper.jp/events/93777から! (2019年7月19日 9:30時点で定員に達していますが、毎回多少のキャンセルは出ますので、一旦「キャンセル待ち」で参加登録してください!)

2019年7月 3日

7/23 #JPOUG in 15 minutes #8 やりますよ

渡部です。 簡単ですがイベント告知です。

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2019年7月23日(火)19:00 から JPOUG in 15 minutes #8 をやりますので、 Oracle Databaseを中心としたオラクル製品にご興味あるかたはお越しくださいませ。

  • 時間と場所 : 2019年7月23日(火)19:00~20:30(開場および受付開始: 18時30分)
    東京都中央区月島1-15-7 パシフィックマークス月島1階
    エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社コラボレーションルーム
  • 詳細: http://www.jpoug.org/?p=2337

発表内容は http://www.jpoug.org/?p=2337 からご確認ください!

2019年6月19日

#JPOUG イベントのスピーカー募集中です!(15分でOK)

渡部です。JPOUGイベント スピーカー募集のお知らせです。

  • 7月23日(火)19:00 の JPOUG in 15 minutes #8
  • 9月25日(水)26日(木)27日(金)のいずれか の db tech showcase 2019

でオラクル製品/サービスについてお話いただけるスピーカーの方を募集しています。 15分のショートセッションの形式もOKですので、発表に慣れていない方も取組み易いかと思いますので、 是非以下のURLから応募くださいませ。 :-)

jpoug_speaker.png お待ちしております!

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プロフィール

Ryota WATABE / 渡部 亮太

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  • ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数
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Norio Morita / 守田 典男

Norio Morita

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