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OCIを用いたシステムの構成イメージとリソースの配置レベル

渡部です。これは、(全部俺) Oracle Cloud Infrastructure Advent Calendar 2018の2日目のエントリです。

OCIを用いて典型的なWeb-DB2階層システムを構成したときのイメージ図を以下に示します。

1202_system_image.png

AWSの使用経験がある方が見ると、AWSのシステム構成ととても似ていると感じられるかと思います。 実際、OCIが提供するIaaS基盤の構成要素は、若干の用語の違いはありますが、AWSのそれと非常に似ています。

主な特徴は以下の通りです。

  • リージョン→可用性ドメイン→サブネットという階層構成になっている
  • 複数の可用性ドメインを用いて、データセンターレベルの障害に耐えうる高可用性を実現する。(可用性ドメイン≒AWSのアベイラビリティゾーン)
  • 顧客の要件に応じて、顧客が独自に設計できる仮想ネットワーク(VCN)を構成可能(VCN≒AWSのVPC)
  • 仮想ネットワーク(VCN)外と通信を行うために、各種ゲートウェイ(インターネットGW、ダイナミックルーティングGWなど)を設置可能

OCIは、リージョン→可用性ドメイン→サブネットという階層構成になっていますが、 OCIの構成要素であるリソースを配置できるレベルが決まっています。

1202_placement.png

以下のルールで考えるとリソースと配置レベルの関係を理解できると思います。

  • インスタンス、ボリューム、サブネットなどの"実体があるもの"は可用性ドメインレベルで配置
    • サブネットはいわゆるLANにおけるセグメントに対応するため、"実体がある"と考える(ちょっと無理やりか)
  • サブネット間をつなぐルーターやルーター類似の構成要素(IGW、DRGなど)はリージョンレベルで配置
  • Object StorageまたはObject Storageを用いて実現されるもの(イメージ、ボリュームのバックアップ)は、内部的に複数の可用性ドメインを使用して冗長化されているため、リージョンレベルで配置
  • IAM(権限)などの管理情報に近いリソースはグローバルレベルで配置

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2018年12月 2日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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