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ORA-28009: SYSでの接続はSYSDBAまたはSYSOPERで行う必要があります

01.ORA-28009 はどのようなときに表示されるエラーなのか?

SYSDBA または SYSOPER を指定せずに SYS ユーザでの接続を試みた際にORA-28009 が発生します。

02.ORA-28009 の出力例

ORA-28009 の出力例 を以下に記します。

SQL> conn sys/[パスワード]
ERROR:
ORA-28009: SYSでの接続はSYSDBAまたはSYSOPERで行う必要があります
SQL>

03.ORA-28009 の発生条件と対処

SYSユーザーでの接続コマンドに “AS SYSDBA”を指定していないことがORA-28009 の発生原因であるため、”AS SYSDBA”を指定します。

SQL> conn sys/[パスワード]
ERROR:
ORA-28009: SYSでの接続はSYSDBAまたはSYSOPERで行う必要があります
Warning: You are no longer connected to ORACLE.
SQL>
SQL> conn sys/[パスワード] as sysdba
Connected.
SQL>

04.ORA-28009 に関するFAQ

“AS SYSDBA”を指定せずにSYSユーザーでログインする方法はありますか?

初期化パラメータO7_DICTIONARY_ACCESSIBILITY を TRUE に設定することで、as sysdba を用いなくとも、SYS スキーマ内のオブジェクトへアクセスできます。
なお、O7_DICTIONARY_ACCESSIBILITYへの変更を反映させるためには、インスタンス再起動が必要です。

SQL> sho parameter O7_DICTIONARY_ACCESSIBILITY
NAME                                 TYPE        VALUE
------------------------------------ ----------- ------------------------------
O7_DICTIONARY_ACCESSIBILITY          boolean     TRUE
SQL>
SQL> conn sys/[パスワード]
Connected.
SQL>

05.キーワード

ORA-28009 O7_DICTIONARY_ACCESSIBILITY