KNOWLEDGE

コーソルの技術情報

コーソルでは経験豊かなエンジニアが、Oracle Databaseに関するお役立ち情報を発信しています。
データベースのチューニングや設定にお役立ていただけます。

【SQL Server版】Spotlightで監視アラームが発生した際のEメール通知を設定する手順

■概要
 Spotlight on SQL Server Enterprise(以下、Spotlight)では、監視アラームの通知先にEメールを選択することが可能です。
 ここではEメール通知を行うためのSMTPサーバーの設定手順を説明させていただきます。

■構成手順
 1) Spotlightを起動し、Configure(①)をクリック後、OPTIONS欄のSpotlight(②)をクリックする。

 2) ポップアップが起動しSpotlight Options画面が表示されるので、Configure Diagnostic Serverの『Mail Server』をクリックする。
 ※レポートに必要な項目は作成対象のレポートにより異なる

 3) Mail server画面に遷移した後、Configure Mail Serverボタンをクリックする。

 4) SMTP Mail Options画面が表示されるの以下の項目を入力し、OKボタンを押下する(⑫)。

 User information
   Name:(③) メールに記載される送信元の名称
   Email address:(④) 送信元メールアドレス
   Reply address:(⑤) リプライ先メールアドレス
 Recipitnt list(⑥) デフォルトの送信先メールアドレスのリスト(複数記載可)
 Server informaition
   SMTP server:(⑦) SMTPサーバーのホスト名もしくはIPアドレス
   Port:(⑧) SMTPサーバーのポート番号
   My server requires authentification(⑨) ユーザー認証が要求される場合はチェックを入れる
   Account name:(⑩) ユーザー認証が必要な場合のアカウント名
   Password:(⑪) ユーザー認証が必要な場合のパスワード

 5) Spotlight Option画面に戻るので、右上の『×』をクリックし、ポップアップを閉じる。

 6) 次にCOLLECTION欄のAlarm Actionsをクリックする。

 7) ポップアップが起動し、Alarm Action Editorが表示されるのでを『New』ボタンをクリックする。

 8) Alarm Actionを設定する。今回の場合はAlarmのSeverity(重要度)がLow以上の場合にEメール通知するように1. Select the conditions for the alarm action rule:では『The alarm severity is…』(⑬)にチェックを入れ、2. Select the actions to perform.では『Send email to…』(⑭)にチェックを入れる。それぞれチェックを入れたら、『OK』ボタン(⑮)を押下する。

以上で、Spotlightの監視項目のEメール通知設定手順は終了です。

以下のTipsもあわせてご活用ください。
 - Spotlight導入要件
 - Spotlight on SQL ServerでT-SQLを監視する方法
 - SQLを自動チューニングできるSQL Optimizer 利用手順
 - 実データに即したデータを生成できるData Generate手順
 - SQL Server Management Studio(SSMS)とToadの連携
 - Spotlightでレポーティング機能を有効にするためのリポジトリ構成手順

Toadは30日間、フル機能で無償トライアルも可能です。
Toadに少しでも興味を持っていただけたなら、是非次のページもご参照ください。
 ・トライアルのご依頼はこちら
 ・Spotligh概要ページはこちら
 ・Spotlight on Oracle機能紹介ページはこちら
 ・Spotlight on SQL Server機能紹介ページはこちら
 ・Toad概要ページはこちら
 ・Toad for Oracle機能紹介ページはこちら
 ・Toad for SQL Server機能紹介ページはこちら
 ・Toadの製品紹介資料ダウンロードはこちら