株式会社コーソル

たけのこブログ

コーソル若手社員が代々みんなでつくるブログ

入社2年目社員の業務内容

こんにちは!20入社のイイダです。

近頃は夏の暑さがだんだんと和らいできて、
朝夕は涼しい日も増えてきましたね。

すこし肌寒いくらいの夜風をひんやりと感じながら、
近くの公園などをふらふらと散歩するのが
ここ数年の個人的なたのしみなので、
秋の訪れが待ち遠しいです….。

さて、主題のとおり今回は、
若手メンバーのひとりとして働く私の
業務内容を少しだけご紹介いたします。

コーソルに入社したらどんな業務を経験できるのか、
ご理解いただくうえで、少しでもご参考になりましたら幸いです。

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私の所属するチームでは、複数の顧客先での業務 データベース(以下、DB) を
お預かりしており、メンバーのひとり一人が データベース管理者(以下、DBA) として、
DB の安定稼働のために日々の業務を遂行しています。

業務 DB で管理するデータは多種多様であり、
会計システムから送られてくる財務会計系のデータや
EC サイトでの購買情報、決済履歴など例を挙げだすときりがないほどですが、
そういった業務データの中身について私たち DBA が関心を払うことは基本的にありません。

業務データそのものではなく、データを保管するための DB を構築し、
DB へのデータの読み込み/書き込みなどの処理を円滑に進められるよう
考えていくことが DBA の仕事です。

たとえば、データの処理は SQL という言語を使って行うため、
より円滑に処理が運ぶよう SQL の改良について助言をしたり、
増え続けるデータによって DB の容量が足りなくなってしまわないよう
事前に対策を講じたりします。

また、システム障害が発生した場合のトラブルシューティングや、
そうした障害を未然に防止する方法を考え実践するといった役割も担っています。

DBA ときくと、DB に関して障害が起きたときに
対応する人というイメージがあるかもしれませんが、実は、障害を起こさないため
普段から欠かさず行う必要のある業務が多々あります。

ここではその一例として、「週次の表領域(の利用状況)確認」という仕事をご紹介します。

DB には、無制限にデータを入れられるわけではありません。
私たちが使用している Oracle DB では、
事前に「表領域」というデータを格納するための領域を作成しておき、
その表領域のサイズに収まる範囲でのみデータを入れることができます。

この表領域の空きが足りなくなってしまうと、次に入ってくるデータは
DB に格納できないため、データ処理がストップしてしまう等、お客様の
業務に影響が出てしまう恐れがあります。

そうならないように、日々データの増加傾向を確認し、不足しそうな場合には
必要な拡張サイズを見積もり、適切なタイミングで表領域を拡張しておく等の
対応を行っています。

このように定期的に行う必要のある作業を行いながら、それらと並行して、
DB 利用者からのお問い合わせやリクエストに応じた対応をしつつ、ときには
DB とその周辺システムの発報するアラートに対応するなど、イレギュラーな
業務についても自分にできる範囲で背伸びしながら対応しています。

配属当初は、上長に見守られながら、私にとって Oracle の師匠ともいうべき
先輩からマンツーマンでの OJT を実施いただき、文字通り初歩の初歩から、
DBA 業務の進め方や考え方を教わりました。

入社からもうすぐ 3年目を迎えようとしている今でも、
同じ先輩から日々教わることは多く、見習い DBA から脱却できずにいますが、
先輩の休暇取得日にはフルに代役を務めるお留守番役を任せてもらう立場にまで
引き上げていただいたと思っています。

判断に迷うときには相談する先を社内外に用意していただいているので、
その点は安心材料としてあるのですが、お留守番体制下では
何が起こっても初動の意思決定は基本的に自分で下す必要があるので、
当日はだいたい「今日は先輩がいないのか….。」と思いながら
普段以上に緊張感のある朝を迎えています。

そんなこんなで、この記事を執筆している現在も
先輩の遅めの夏季休暇が目前に迫っておりますが、
今後も同じ DBA のチームとして仕事をご一緒する顧客先の方々、
DB のプロとしての私たちを頼りにしてくださっている方々にとって、
少しでも支えになれるよう、引き続き日々の業務に向き合っていきたいと思います….!

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以上、書き始めると取り留めもなく、ずいぶんと長文になってしまいましたが、
読者の皆さまにとって、なにか少しでも有益でありましたら幸いです。

それでは、また次のブログでお会いしましょう!
次回もお楽しみに!

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