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コーソルの技術情報

コーソルでは経験豊かなエンジニアが、DPA(Database Performance Analyzer)に関するお役立ち情報を発信しています。
DPAの導入や監視設定にお役立ていただけます。

DPAコンソールユーザーの役割と作成手順

■概要
 DPAリポジトリ作成時に指定したユーザーが管理者ユーザーであり、DPAコンソールへのログインユーザーですが、
 個別にコンソールユーザーを作成することも可能です。
 本手順では、DPAのコンソールユーザーの説明と作成手順を紹介します。

■前提条件
 ・既にリポジトリ用データベース製品が導入済であること
 ・DPAサーバー機能がインストール済であること
 ・DPAでサポートされるブラウザ(Edge / Chrome / Firefox)が導入済であること
 ・監視ターゲットDBが登録済みであること

役割説明
Administratorすべての操作を実行可能
 - インスタンスとVMの登録と登録解除
 - ライセンス割り当て
 - 高度なサポートユーティリティ実行
 - システム全体の詳細オプション編集
 - モニターの開始・停止
 - レポートスケジュールの作成・編集・削除
 - アラートグループの作成・編集・削除
 - 通知用メールテンプレート作成・編集・削除
 - メールサーバーの構成
 - 連絡先、連絡先グループの作成・管理
 - カスタムプロパティの作成・管理
User ManagerDPAユーザーを作成/管理する権限のみを持つ
収集されたデータの表示、DPAタスク実行等はできない
Read Only on All Instance全てのインスタンスに対して以下を実行可能
 - パフォーマンスデータと指標の表示
 - レポートを実行し既存のレポートグループを表示
 - 既存のアラートを表示
 - ログを表示
Custom Privileges Specified Belowユーザーが持つ特権と特権が適用されるデータベースインスタンスを個別指定可能
DPAユーザーの役割と説明


■作成手順
 ①ブラウザを起動し、下記URLにアクセスします。
   https://<DPAサーバー機能導入ホスト名>:8124/

 ②ログイン画面が表示されたら、ユーザー名、パスワードを入力し、『Login』をクリックします。
   

 ③DPAコンソールが表示されたら、右上の『OPTIONS』をクリックします。
   

 ④Management Options画面が表示されたら、『User Administration』をクリックします。
   

 ⑤User Administration画面が表示されたら、『Create User』をクリックします。
   

 ⑥Add User画面が表示されたら、作成するユーザー名、パスワード、付与する役割を指定して、『Save』をクリックします。
    ※パスワードは英字/数字の組み合わせが必須です。
    ※役割にCustom Privileges Specified Belowを選択した場合、登録されているインスタンス単位で権限指定が必要です。
  本手順ではユーザー名でcosol、役割はCustom Privileges Specified Belowを選択し、
  Oracleインスタンスだけ操作できるよう権限指定しています。
   

 ⑦User Administrationで作成したユーザーが表示されていることを確認したら、DPAでのコンソールユーザー作成は完了です。

 

DPAは14日間、フル機能で無償トライアルも可能です。
DPAに少しでも興味を持っていただけたなら、是非次のページもご参照ください。
  ・DPA概要ページはこちら
  ・DPA製品紹介資料ダウンロードはこちら