■概要
本手順では、Oracle DatabaseをDPAの監視ターゲットとして登録する手順を紹介します。
■前提条件
・DPAリポジトリが作成済であること
■導入手順
①ブラウザを起動し、下記URLにアクセスします。
https://<DPAサーバー機能導入ホスト名>:8124/
②DPAコンソールが表示されたら、右上の『OPTIONS』をクリックします。
③Management Options画面が表示されたら、”Monitor Setup”欄の『Register』をクリックします。
④Database instance type画面が表示されたら、”Oracle”欄にある下記のいずれかを選択し、『Next』をクリックします。
- I will create the monitoring user manually.
- DPA will create/configure the monitoring user. Requires temporary access to a privileged user.
本手順ではDPAでモニタリングユーザーも作成するとし、『DPA will create/configure・・・』を選択します。
⑤監視ターゲットのDB情報を入力します。
○入力情報
- Service Name or SID:Oracle Service Name、またはSIDを入力
- Host:監視対象Oracle Databaseが稼働するホスト名、またはIPアドレスを入力
- Port:リスナーのポート番号を入力
また、DBAロールを有しているユーザーの情報を入力し、『Next』をクリックします。
○入力情報
- DBA Username:DBAロールを保有するユーザー名を入力
- DBA Password:DBAロールを保有するユーザーのパスワードを入力
※DBAロールを有するユーザーの情報は、本手順でモニタリングユーザーを作成する際にのみ使用され、DPA側で保持しません。
⑥監視ターゲット先に作成するモニタリングユーザーの情報を入力し、『Next』をクリックします。
○入力情報
- Monitoring User:モニタリングユーザー名を指定 ※DBユーザー
- Use Repository User’s Password:リポジトリユーザーと同じ和スワードを設定する場合に指定
- Password:モニタリングユーザーのパスワードを指定
- Tablespace:モニタリングユーザーのデフォルト表領域を指定
- Temp Tablespace:モニタリングユーザーのデフォルト一時表領域を指定
⑦E-Business利用有無確認を入力します。
さらにSYSユーザーのパスワードを入力し、『Next』をクリックします。
これはSYSユーザーでオブジェクト作成 / SYSユーザー所有オブジェクトの権限付与を行うためです。
※SYSユーザーの情報は、本手順でスクリプト実行にのみ使用され、DPA側で保持しません。
⑧リポジトリDB製品がOracle Databaseの場合、リポジトリのどの表領域にデータを蓄積するかの選択を行い、『Next』をクリックします。
⑨DPAコンソール表示名を入力し、『Register Database Instance』をクリックします。
⑩完了メッセージ(画像赤線箇所)が表示されたら、監視ターゲットとしてOracle Databaseを追加する手順は完了です。
DPAトップページに戻り、Oracle Databaseが監視ターゲットとして登録されていることを確認してください。