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Oracle DB Tips
Oracle Databaseでは、プロシージャ、ファンクション、変数、定数、カーソル、例外などをまとめた単位としてパッケージという概念を提供しています。
パッケージは仕様部と本体から構成され、仕様部には、PL/SQLデータ型・変数・定数・例外・カーソル・サブプログラムなどを宣言します。本体には、仕様部で定義したサブプログラムのコード(具体的な処理内容)を記述します。
パッケージ本体を作成する前には、仕様部を作成してデータ型などの宣言をする必要があります。
PLS-00304は、仕様部を作成せずに、本体を作成しようとした際に発生するエラーです。
SQL> CREATE OR REPLACE PACKAGE BODY TESTPKG AS --package body 2 FUNCTION foo 3 (arg0 IN NUMBER ) RETURN NUMBER IS 4 BEGIN 5 RETURN arg0 * 100; 6 END foo; 7 END TESTPKG; 8 / 警告: パッケージ本体が作成されましたが、コンパイル・エラーがあります。 SQL> show errors PACKAGE BODY TESTPKGのエラーです。 LINE/COL ERROR -------- ----------------------------------------------------------------- 0/0 PL/SQL: Compilation unit analysis terminated 1/14 PLS-00201: 識別子TESTPKGを宣言してください。 1/14 PLS-00304: コンパイル済の仕様がないためTESTPKGの本体をコンパイルできません。
PLS-00304の発生原因は仕様部を作成せずに本体を作成したことにありますので、まず仕様部を作成して必要な宣言を行ってください。その後、パッケージ本体を作成してください。
ORA-04041 ORA-4041 パッケージ 本体 仕様部 create package body specification