技術ブログ
昨日、弊社セミナールームにて、
と題して、IT業界の構造(開発、運用における会社、チームの責任分担)や、各人が 担当する役割としての職務(プロジェクトマネージャ、システムエンジニア、データベースエンジニア、テクニカルサポートなど)を概説させていただき、そのうえで、「適職」とは何か?を考える セミナーを実施し、そこで講師を担当させていただきました。
このようなセミナーを実施する背景としては、エンジニアが転職する際に、 データベースエンジニアという職種が、選択肢として取り上げられにくい点があります。 もちろん、それぞれのスキルや指向、実績により、最適と考えうる職種は異なるわけで、 全ての人にデータベースエンジニアという職種をお勧めするわけではないのですが、 いかんせん、転職というステージにおける「データベースエンジニアという職種」の存在感、 もう少し一般化するなら、「テクニカル系スペシャリスト」の存在感が薄いと考えています。 その存在感を少しでもUPさせるために、俯瞰した観点で職種全体を捉えてもらい、 「テクニカル系スペシャリスト」の存在を認知してもらい、あわよくば その人の中で「テクニカル系スペシャリスト」の存在感を高めてもらおうという考えです。 (もちろん、最終的にはコーソルに転職いただけるのがうれしいのですが、このセミナーでは 意図的にその観点は極端には前面に押し出しておりません)
セミナーの趣旨としては以上なのですが、セミナーを通して自分にとっての隠れた収穫がありました。 このセミナーは複数の講師を立てて実施しており、前半は私が担当し、後半は別の社員が経験談を語るという構成になっています。その経験談のなかで、どのようなことが語られるのかというと、基本的には前職での悩みと悩みを解決する手段としての「コーソルへの転職」です。その話を通して、日ごろはあまり聞く機会のない、同僚がコーソルに期待している(していた)点を聞く形になりました。
コーソルとして、期待されていた部分に十分こたえられているか?を自問しました。 自身 日中夜間の社内セミナーの講師や土日の社内セミナー再演、Web媒体への記事執筆の指導などを通して、 皆さんが「テクニカル系スペシャリスト」になるべく早くなれるように頑張っているつもりではありますが、他にもできることはあるのではないか?と思う、いい機会になりました。これからもさらに頑張ります!
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プロフィール
渡部 亮太
・Oracle ACE
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数
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