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パブリッククラウド環境のOracle Databaseライセンスコストでコア係数が適用外に

どうやら、2017年1月23日付でパブリッククラウド環境におけるOracle Databaseライセンスの考え方が変わっていたようです。
従来適用されていたコア係数0.5(Xeon相当のコア係数)が撤廃されたため、ライセンスコストが2倍になる場合があります。
また、仮想コアと物理コアの対応関係にも変更があります。

従来 (2016-05-31付け)

骨子は以下の通りです。

  • AWS EC2, Microsoftを "Authorized Cloud Environments"として、Oracle Databaseを利用可能なパブリッククラウド環境として承認
  • 仮想コア=物理コアと言う前提のもと、オンプレミス環境と類似した考え方で、 仮想コア数 x コア係数 でライセンス上のProcessor数を算出
  • 例) 8仮想コアの場合、ライセンスカウントにおけるProcessor数は 4 (= 8 x 0.5)

2017年1月23日付けでの変更後

骨子は以下の通りです。

  • AWS EC2, Microsoftを "Authorized Cloud Environments"として、Oracle Databaseを利用可能なパブリッククラウド環境として承認 [従来と変わらず]
  • パブリッククラウド環境をコア係数の適用外とした
  • AWS EC2環境ではハイパースレッディングの使用有無により、仮想コア(EC2においてはvCPUとなる)⇔物理コアの対応関係を変えた。
    具体的には、ハイパースレッディング使用 → 2 vCPU = 1物理コア、ハイパースレッディング未使用 → 1 vCPU = 1物理コア。

    • ハイパースレッディングを使用したAWS EC2環境では、vCPUが大きくなっている点を考慮した補正と思われます。
  • 例1) ハイパースレッディング未使用の AWS EC2 8vCPU の場合、ライセンスカウントにおけるProcessor数は 8 (8 vCPU = 8物理コア)
  • 例2) ハイパースレッディング使用の AWS EC2 16vCPU の場合、ライセンスカウントにおけるProcessor数は 8 (16 vCPU = 8物理コア)
  • 例3) Microsoft Azure 8コア の場合、ライセンスカウントにおけるProcessor数は 8 (8コア = 8物理コア)

参考情報

免責

上記は、公開されているPDFを元に渡部が理解した内容を記載したものです。
実際のライセンスコスト計算においては、日本オラクルおよびパブリッククラウドベンダに問い合わせることを強くお勧めします。

プロフィール

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渡部 亮太

・Oracle ACE
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数

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守田 典男

・新しもの好きな Oracle Fighter。
・保有資格 : ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数

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