技術ブログ
守田です。
いよいよオンプレミス版の Oracle Database 18c がリリースされました!
いくつか個人的に気になった機能をピックアップして、お伝えしてみたいと思います。
今回ご紹介するのは、「DBCA PDB Clone」です。
18cではDBCAを使用して、プラガブル・データベース(PDB)の管理ができるようになりました。
具体的には、以下の4つです。
作成では、さまざまなクローンだけでなく切断されたPDBのファイルセットを使用しての作成も可能です。
※以下、マニュアルより。
DBCAは次のものから新しいPDBを作成できます。
- 既存のPDBから
- CDBシード(PDB$SEED)から
- 切断されたPDBのPDBアーカイブ(.pdb)ファイルの使用
- 切断されたPDBのPDBファイル・セットの使用
PDBファイル・セットにはPDBメタデータ(.xml)ファイルおよびPDBデータファイル・バックアップ(.dfb)ファイルが含まれています。
また、PDBの構成では、データベース・コンポーネントの追加や削除、サンプル・スキーマの追加、Enterprise Manager Database Expressの設定もできるようになっています。
ただし、設定を有効にする場合は対象のPDBを管理するCDBも有効になってないとエラーになりますので、ご注意ください。
参考
2日でデータベース管理者ガイド
2.3.6 DBCAを使用したPDBの管理
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渡部 亮太
・Oracle ACE
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数
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