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CData Sync v26.1 インストール手順 (Linux/Windows)

Oracle ACE Proの渡部です。

本記事では、非常に多くのデータベース製品、SaaS、アプリケーション、APIに対応したデータ連携ツールである、CData Syncの導入手順についてご説明します。

なお、弊社コーソルはCData パートナーであり、CData Syncの販売および導入、運用やトライアルの支援が可能です。

CData Syncとは

CData Syncは、非常に多くのデータベース製品、SaaS、アプリケーション、APIに対応したデータ連携ツールです。

CData Syncを用いてデータベース内のデータを別のデータベースに連携することで、以下を実現できます。

  • 分析用途での解放が難しい基幹システムのデータベース内のデータを、CData Syncを用いて別の分析用データベースに準リアルタイム連携し、分析用データベースを分析用途で解放できる(ユースケース1: 基幹データの社内活用)
  • 複数の業務システムやSaaSに散在する各種データを統合し、分析用データベースに一元化できる(ユースケース2: データ分析基盤のデータ連携)

以下の特徴を持ちます。

  • 同期元として400種以上の製品およびサービスに、同期先として30種程度のデータベース製品に対応

  • 差分レプリケーション機能を持ち、サイズが非常に大きいデータでも準リアルタイムでのデータレプリケーションが可能。
  • 異種データベース間のロジカルレプリケーションに対応した製品としては、とても低価格
  • オンプレミス環境およびクラウド環境に対応
  • WebベースのGUI管理コンソールを用いて、お客様自身でデータレプリケーションを簡単に構成可能
  • Oracle Database、Microsoft SQL Server、PostgreSQL、MySQL、MariaDBからのChange Data Captureに対応
  • エージェントレス構成であるため、既存システムへ最小限の影響で導入可能
  • 方式がロジカルレプリケーションであるため、レプリケーション中にデータを変換したり特定のSQLを伝搬対象から除外したりすることが可能
  • 組込みスケジュール機能によるレプリケーションの自動化が可能

CData Sync v26.1の新機能については、以下の記事をご覧ください。

CData Sync v26.1 リリース+新機能紹介

対象ソフトウェアおよび環境 (Linux)

  • CData Sync
    • v26.1 (26.1.9516)
    • クロスプラットフォーム版(Java版、オンプレミス / セルフホスティング)
    • サービスの稼働ユーザー: cdatasync
  • インストール対象ホスト
    • OS: Oracle Linux 8

CData Syncのダウンロード

以下のURLから、30日間の無償トライアルが可能なCData Syncをダウンロードできます。

以下の手順で進めてください。

  1. https://www.cdata.com/jp/sync/trial/ にアクセスする。
  2. メールアドレスなどの必要事項を入力し、「30日間無償で試してみる」を選択する。
  3. 入力したメールアドレス宛に、URLと無償トライアル用ライセンスキーを含むメールが送信されます。
  4. メール内のURLにアクセスし、CData Syncのインストールファイルをダウンロードします。本記事はクロスプラットフォーム版を対象にしていますので、クロスプラットフォーム版のインストールファイルをダウンロードしてください。

補足事項は以下です。

  • メール内の無償トライアル用ライセンスキーは、CData Syncインストール後に入力します。
  • CData Syncには、クロスプラットフォーム版とWindows版があります。本記事はクロスプラットフォーム版を対象にしています

また、ライセンスを購入済みで、ライセンスキーをすでにお持ちの場合は、以下のURLからCData Syncのインストールファイルだけをインストールできます。

cdatasyncユーザーを作成する

本記事では、後述するservice.shスクリプトで導入されるサービスの構成に合わせ、CData SyncをOSユーザーcdatasyncで稼働させることとします。

cdatasyncユーザーを作成します。以下に実行例を示します(rootユーザーで実行しています)。

# useradd -U -m cdatasync
# id cdatasync
uid=1000(cdatasync) gid=1001(cdatasync) groups=1001(cdatasync)

sudoを実行可能に構成しておくと便利かもしれません。

CData Syncのインストール先ディレクトリを作成する

CData Syncのインストール先ディレクトリを作成します。

以下に実行例を示します(rootユーザーで実行しています)。

# mkdir /opt/sync
# chown cdatasync:cdatasync /opt/sync

CData Syncをインストールする

クロスプラットフォーム版CData Syncをインストールします。

以下を前提とします。

  • CData Syncのインストールファイルの /var/tmp/CDataSync.tar.gz として配置済みであるとします。
  • cdatasyncユーザーで実行します。

以下に実行例を示します。

$ cd /opt/sync
$ tar zxvf /var/tmp/CDataSync.tar.gz
(略)

CData Syncを起動する

クロスプラットフォーム版CData Syncは、CData Syncに含まれるJavaおよびJetty上で動作できます。

以下に、CData Syncを起動する実行例を示します(cdatasyncユーザーで実行します)。

$ cd /opt/sync
$ /opt/sync/jre/jdk-17.0.17+10/bin/java -jar sync.jar &
(略)
  • javaコマンドのパスはCData Syncのバージョンにより異なる場合があります。
  • 読みやすさなどのため、コマンド出力の一部を加工しています。

CData Sync Web管理コンソールにアクセスし、初期構成作業を実行する

以下のURLを指定して、CData Sync Web管理コンソールにアクセスします。

http://<ホストのIPアドレスまたはホスト名>:8181

Web管理コンソールにアクセスしたら、以下の手順を実行します。

  1. 管理アカウントを作成します。ユーザー名とパスワードを指定します。

  1. 作成した管理アカウントでWeb管理コンソールにログインします。

  1. ダッシュボードが表示されます。

  1. ライセンスキーを適用/入力します。

CDataSyncを一旦停止

後続作業(サービスの構成)のため、CDataSyncを一旦停止します( rootユーザーで実行しています)。

$ /opt/sync/jre/jdk-17.0.17+10/bin/java -jar sync.jar -stop
(略)
INFO: The server has been stopped.
[1]+  Done                    /opt/sync/jre/jdk-17.0.17+10/bin/java -jar sync.jar
$

CData Syncがサービスとして起動されるように構成する

OS起動時にCData Syncが自動的に起動された方がたいていの場合便利なので、 CDataSyncに含まれるservice.shスクリプトを実行して、CData Syncがサービスとして起動されるように構成します。

以下に実行例を示します(rootユーザーで実行しています)。

# /opt/sync/service.sh
JAVA: [/opt/sync/jre/jdk-17.0.17+10/bin/java]
PRODUCT_HOME: [/opt/sync]
Installing CData Sync service into /etc/systemd/system/cdatasync.service
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/cdatasync.service → /etc/systemd/system/cdatasync.service.
Done
# systemctl is-enabled cdatasync
enabled
# systemctl start cdatasync
# systemctl status cdatasync
● cdatasync.service - CData Sync
   Loaded: loaded (/etc/systemd/system/cdatasync.service; enabled; vendor prese>
   Active: active (running) since Wed 2026-03-11 17:15:16 JST; 54min ago
 Main PID: 780 (java)
    Tasks: 48 (limit: 46142)
   Memory: 2.5G
   CGroup: /system.slice/cdatasync.service
           mq780 /opt/sync/jre/jdk-17.0.17+10/bin/java -XX:MaxRAMPercentage=60 >
(略)
#

CData Syncをサービスとして起動したら、さきほどと同様に以下URLでWeb管理コンソールにアクセスできます。

http://<ホストのIPアドレスまたはホスト名>:8181

Windows版 CData Sync v26.1のインストール手順

以下と同様です。

CData Sync v25.1 (Windows版)のインストール

なぜコーソルからCData Syncを購入すべきなのか

弊社コーソルはCData パートナーであり、CData Syncの製品販売を行います。加えて、コーソルが得意とするデータベース技術領域を含めたCData Syncの導入、技術支援、サポートを行います。

CData Syncを用いたデータ連携をご検討されている場合は、ぜひコーソルへご相談いただければとと思います。

  • 製品販売 : CData Syncの販売
  • 製品導入 : CData Syncの設計および導入
  • 製品サポート: CData Syncの製品サポート
  • 技術支援 : トライアル支援、運用支援

コーソルからCData Syncを購入いただくと

データベースのレプリケーションにおいては、データベース製品およびレプリケーション製品の両方の知識が必要です。このような知識を持つエンジニアの確保は一般に困難です。弊社のサービスがこの問題のお役に立てると考えております。

また、弊社からCData Syncを見積/購入いただくと、以下のサービスを無償でご提供いたします。

  • お客様構成にあわせた簡易導入手順書の提供
  • CData Sync 30日間トライアルライセンスを使用したトライアルの支援
  • トライアル実施時に参考となるチェックリストの提供
  • CData Sync導入後の運用支援(各種Q&A、Web会議、設定変更作業など)

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プロフィール

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渡部 亮太

・Oracle ACE
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数

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