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RMAN検証用 疑似テープデバイス oracle.disksbt – (全部俺)某Oracle書籍を25日後に脱稿するXX歳のAdvent Calendar 2021 14日目

Oracle ACEの渡部です。

この記事は(全部俺)某Oracle書籍を25日後に脱稿するXX歳の Advent Calendar 2021の14日目の記事です。13日目の記事は仮想プライベートカタログの作成 - (全部俺)某Oracle書籍を25日後に脱稿するXX歳のAdvent Calendar 2021 13日目でした。

つい「カッと」なって(全部俺)某Oracle書籍を25日後に脱稿するXX歳の Advent Calendar 2021を作ってしまいました。

オラクルマスター教科書 Bronze DBA Oracle Database Fundamentals、 オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration Iに続く「某Oracle書籍」を執筆中のOracle ACE 渡部が、12月25日のドラフト脱稿目指して1日1記事頑張って投稿してゆきたいと思います！

(注意点) 一連の投稿について

  • 「某Oracle書籍」執筆中に実施した下調べの内容や、「某Oracle書籍」のターゲットを超える内容、内容的に関連するセミナー資料の抜粋などを記載する予定です。

  • 2021年12月時点で「某Oracle書籍」の発売時期は未定です。もう少々お待ちを。

  • 万が一、関係者から怒られたら途中でやめるかも（たぶん大丈夫だと思うのだけど）

  • 執筆中の「某Oracle書籍」の記載内容と、一連の投稿の記載内容は異なります

    • そもそも、同じ内容を投稿したら「問題」になる！

  • 「某Oracle書籍」の記載と、一連の投稿は品質が全く異なります 。

    • 「某Oracle書籍」の記載は、十分に推敲を重ねた、図や表を用いた丁寧なものです。一方、一連の投稿はメモ書きの延長のレベルで、概して推敲が不十分で図や表はあまり使っていません。
    • 「某Oracle書籍」の記載は、先頭から読んでいけばスンナリ理解できるように工夫された完結性・完備性が高いものです。一方、一連の投稿は特定の観点やトピックにのみ関連するものです。内容を理解するには前提知識が求められます。

[宣伝] これまでに渡部が執筆した書籍の一覧

2022/3/25 追記

12月中の脱稿には失敗してしまいましたが、その後鋭意執筆を進め、2022年5月27日に「オラクルマスター教科書 Gold DBA Oracle Database Administration II」を販売開始します。詳細は以下をご覧ください。

ORACLE MASTER Bronze DBA 2019試験対策本の発売日が決定しました

RMAN動作検証用 疑似テープデバイス oracle.disksbt

物理的にテープ装置がない環境で、テープ装置を使用したRMANの挙動を確認したい場合に有用です。

RMAN> CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO sbt;

新しいRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE DEFAULT DEVICE TYPE TO 'SBT_TAPE';
新しいRMAN構成パラメータが格納できました

RMAN> CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE sbt
2>       PARMS='SBT_LIBRARY=oracle.disksbt,ENV=(BACKUP_DIR=/tmp/)'
3>       FORMAT "BACKUP_%U";

新しいRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' PARMS  'SBT_LIBRARY=oracle.disksbt,ENV=(BACKUP_DIR=/tmp/)' FORMAT   "BACKUP_%U";
新しいRMAN構成パラメータが格納できました

RMAN> BACKUP TABLESPACE users;

backupを21-12-13で開始しています
チャネル: ORA_SBT_TAPE_1が割り当てられました
チャネルORA_SBT_TAPE_1: SID=66 デバイス・タイプ=SBT_TAPE
チャネルORA_SBT_TAPE_1: WARNING: Oracle Test Disk API
チャネルORA_SBT_TAPE_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_SBT_TAPE_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/u01/app/oracle/oradata/ORCL/users01.dbf
チャネルORA_SBT_TAPE_1: ピース1 (21-12-13)を起動します
チャネルORA_SBT_TAPE_1: ピース1 (21-12-13)が完了しました
ピース・ハンドル=BACKUP_010gk3du_1_1 タグ=TAG20211213T085838 コメント=API Version 2.0,MMS Version 8.1.3.0
チャネルORA_SBT_TAPE_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:01
backupを21-12-13で終了しました

Control File and SPFILE Autobackupを21-12-13で開始しています
ピース・ハンドル=c-1569932112-20211213-00 コメント=API Version 2.0,MMS Version 8.1.3.0
Control File and SPFILE Autobackupを21-12-13で終了しました

RMAN> LIST BACKUP;

バックアップ・セットのリスト
===================

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
1       Full    8.00M      SBT_TAPE    00:00:00     21-12-13
        BPキー: 1   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20211213T085838
        ハンドル: BACKUP_010gk3du_1_1   メディア: /tmp/,BACKUP_010gk3du_1_1
  バックアップ・セット1のデータファイルのリスト
  File LV Type Ckp SCN    Ckp時間 Abs Fuz SCN Sparse Name
  ---- -- ---- ---------- -------- ----------- ------ ----
  7       Full 2215563    21-12-13              NO    /u01/app/oracle/oradata/ORCL/users01.dbf

BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
2       Full    16.00M     SBT_TAPE    00:00:00     21-12-13
        BPキー: 2   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20211213T085839
        ハンドル: c-1569932112-20211213-00   メディア: /tmp/,c-1569932112-202112
  SPFILEも含まれます: 修正時間: 21-12-13
  SPFILE db_unique_name: ORCL
  含まれている制御ファイル: Ckp SCN: 2215572      Ckp時間: 21-12-13

パラレルバックアップ

RMAN> CONFIGURE DEVICE TYPE sbt PARALLELISM 2;

新しいRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' PARALLELISM 2 BACKUP TYPE TO BACKUPSET;
新しいRMAN構成パラメータが格納できました
チャネル: ORA_SBT_TAPE_1がリリースされました

RMAN> BACKUP TABLESPACE users;

backupを21-12-13で開始しています
チャネル: ORA_SBT_TAPE_1が割り当てられました
チャネルORA_SBT_TAPE_1: SID=66 デバイス・タイプ=SBT_TAPE
チャネルORA_SBT_TAPE_1: WARNING: Oracle Test Disk API
チャネル: ORA_SBT_TAPE_2が割り当てられました
チャネルORA_SBT_TAPE_2: SID=67 デバイス・タイプ=SBT_TAPE
チャネルORA_SBT_TAPE_2: WARNING: Oracle Test Disk API
チャネルORA_SBT_TAPE_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_SBT_TAPE_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/u01/app/oracle/oradata/ORCL/users01.dbf
チャネルORA_SBT_TAPE_1: ピース1 (21-12-13)を起動します
チャネルORA_SBT_TAPE_1: ピース1 (21-12-13)が完了しました
ピース・ハンドル=BACKUP_030gk3f1_1_1 タグ=TAG20211213T085912 コメント=API Version 2.0,MMS Version 8.1.3.0
チャネルORA_SBT_TAPE_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:01
backupを21-12-13で終了しました

Control File and SPFILE Autobackupを21-12-13で開始しています
ピース・ハンドル=c-1569932112-20211213-01 コメント=API Version 2.0,MMS Version 8.1.3.0
Control File and SPFILE Autobackupを21-12-13で終了しました

RMAN>

手動チャネル割り当て

RMAN> run {
2>   ALLOCATE CHANNEL ch1 TYPE SBT
3>     PARMS='SBT_LIBRARY=oracle.disksbt,ENV=(BACKUP_DIR=/tmp/)';
4>   BACKUP TABLESPACE users;
5> }

チャネル: ch1が割り当てられました
チャネルch1: SID=66 デバイス・タイプ=SBT_TAPE
チャネルch1: WARNING: Oracle Test Disk API

backupを21-12-13で開始しています
チャネルch1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルch1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/u01/app/oracle/oradata/ORCL/users01.dbf
チャネルch1: ピース1 (21-12-13)を起動します
チャネルch1: ピース1 (21-12-13)が完了しました
ピース・ハンドル=0a0gk467_1_1 タグ=TAG20211213T091135 コメント=API Version 2.0,MMS Version 8.1.3.0
チャネルch1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:01
backupを21-12-13で終了しました

Control File and SPFILE Autobackupを21-12-13で開始しています
ピース・ハンドル=c-1569932112-20211213-02 コメント=API Version 2.0,MMS Version 8.1.3.0
Control File and SPFILE Autobackupを21-12-13で終了しました
チャネル: ch1がリリースされました

RMAN>

構成ミス（存在しないディレクトリを指定）

RMAN> CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE sbt
2>       PARMS='SBT_LIBRARY=oracle.disksbt,ENV=(BACKUP_DIR=/tmp/noexist)'
3>       FORMAT "BACKUP_%U";

古いRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' PARMS  'SBT_LIBRARY=oracle.disksbt,ENV=(BACKUP_DIR=/tmp/noexist)' FORMAT   "BACKUP_%U";
新しいRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE 'SBT_TAPE' PARMS  'SBT_LIBRARY=oracle.disksbt,ENV=(BACKUP_DIR=/tmp/noexist)' FORMAT   "BACKUP_%U";
新しいRMAN構成パラメータが格納できました
チャネル: ORA_SBT_TAPE_1がリリースされました
チャネル: ORA_SBT_TAPE_2がリリースされました

RMAN> BACKUP TABLESPACE users;

backupを21-12-13で開始しています
チャネル: ORA_SBT_TAPE_1が割り当てられました
チャネルORA_SBT_TAPE_1: SID=66 デバイス・タイプ=SBT_TAPE
チャネルORA_SBT_TAPE_1: WARNING: Oracle Test Disk API
チャネル: ORA_SBT_TAPE_2が割り当てられました
チャネルORA_SBT_TAPE_2: SID=67 デバイス・タイプ=SBT_TAPE
チャネルORA_SBT_TAPE_2: WARNING: Oracle Test Disk API
チャネルORA_SBT_TAPE_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_SBT_TAPE_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/u01/app/oracle/oradata/ORCL/users01.dbf
チャネルORA_SBT_TAPE_1: ピース1 (21-12-13)を起動します
RMAN-03009: backupコマンド(ORA_SBT_TAPE_1チャネル上)が12/13/2021 09:10:43で失敗しました
ORA-19506: シーケンシャル・ファイルの作成に失敗しました。ファイル名="BACKUP_080gk44i_1_1"、パラメータ=""
ORA-27028: skgfqcre: sbtbackupからエラーが戻されました。
ORA-19511: RMAN以外の、メディア・マネージャまたはベンダー固有の障害。エラー・テキスト:
   sbtpvt_catalog_open: file /tmp/noexist/Oracle_Disk_SBT_Catal
チャネルORA_SBT_TAPE_1は使用禁止です。失敗したジョブは別のチャネルで実行されます
チャネルORA_SBT_TAPE_2: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_SBT_TAPE_2: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル ファイル番号=00007 名前=/u01/app/oracle/oradata/ORCL/users01.dbf
チャネルORA_SBT_TAPE_2: ピース1 (21-12-13)を起動します
RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-00569: =============== ERROR MESSAGE STACK FOLLOWS ===============
RMAN-00571: ===========================================================
RMAN-03009: backupコマンド(ORA_SBT_TAPE_2チャネル上)が12/13/2021 09:10:44で失敗しました
ORA-19506: シーケンシャル・ファイルの作成に失敗しました。ファイル名="BACKUP_090gk44j_1_1"、パラメータ=""
ORA-27028: skgfqcre: sbtbackupからエラーが戻されました。
ORA-19511: RMAN以外の、メディア・マネージャまたはベンダー固有の障害。エラー・テキスト:
   sbtpvt_catalog_open: file /tmp/noexist/Oracle_Disk_SBT_Catal

RMAN>

2022/3/25 追記

12月中の脱稿には失敗してしまいましたが、その後鋭意執筆を進め、2022年5月27日に「オラクルマスター教科書 Gold DBA Oracle Database Administration II」を販売開始します。詳細は以下をご覧ください。

ORACLE MASTER Bronze DBA 2019試験対策本の発売日が決定しました

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渡部 亮太

・Oracle ACE
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数

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