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目次
本記事では、CData Sync を用いて、SQL Server から Oracle へのニアリアルタイム データ連携(論理レプリケーション)を構成する手順についてご説明します。
なお、弊社コーソルはCData パートナーであり、CData Syncの販売および導入、運用やトライアルの支援が可能です。
CData Syncは、非常に多くのデータベース製品、SaaS、アプリケーション、APIに対応したデータ連携ツールです。
以下の特徴を持ちます。
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以下の記事でご紹介しているため、こちらをご覧ください。
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ターゲットデータベース側で、データの連携先となるユーザーを準備します。 ここでは、ユーザーu1を作成しています。
[oracle@l8rep3db2 ~]$ sqlplus / as sysdba
SQL*Plus: Release 19.0.0.0.0 - Production on Wed Jul 2 18:12:54 2025
Version 19.22.0.0.0
Copyright (c) 1982, 2023, Oracle. All rights reserved.
Connected to:
Oracle Database 19c Standard Edition 2 Release 19.0.0.0.0 - Production
Version 19.22.0.0.0
SQL> CREATE USER u1 IDENTIFIED BY "Pass123-";
User created.
SQL> GRANT CONNECT, RESOURCE, UNLIMITED TABLESPACE TO u1;
Grant succeeded.
CData Syncの管理コンソールで、ターゲットOracleへの接続「tgt_ora」を構成します。 以下の手順に従います。
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CData Syncの管理コンソールで、でジョブ(レプリケーションジョブ)とタスクを作成します。
作成したジョブを実行します。
初回実行であるため、ターゲットOracleに対してテーブルが作成され、ソースSQL Serverのデータが連携されます(レプリケーションされます)。
[oracle@l8rep3db2 ~]$ sqlplus u1/Pass123-
SQL*Plus: Release 19.0.0.0.0 - Production on Wed Jul 2 18:24:30 2025
Version 19.22.0.0.0
Copyright (c) 1982, 2023, Oracle. All rights reserved.
Last Successful login time: Wed Jul 02 2025 18:24:15 +09:00
Connected to:
Oracle Database 19c Standard Edition 2 Release 19.0.0.0.0 - Production
Version 19.22.0.0.0
SQL> SELECT * FROM "t9";
n s _cdatasync_deleted
---------- ---------------------------------------- ------------------
1 AAA 0
2 BBB 0
3 CCC 0
4 DDD 0
5 EEE 0
6 FFF 0
7 GGG 0
7 rows selected.
SQL>
なお、_cdatasync_deleted列は、ソースデータベースにおけるデータの削除状況を示すフラグのような役割をする列です。
ソースSQL Serverにデータを追加してから、ジョブを実行します。 ジョブの実行手順は初回実行と同じです。 2回目の実行であるため、前回のジョブ実行からの差分だけがデータ連携(レプリケーション)されます。
ソースSQL Serverにデータを追加
C:\Users\Administrator>sqlcmd -S localhost -U u1 -d db1
パスワード:
1> INSERT INTO t9 VALUES(8, 'HHH');
2> INSERT INTO t9 VALUES(9, 'III');
3> GO
(1 行処理されました)
(1 行処理されました)
1>
2> SELECT * FROM t9;
3> GO
n s
----------- ----------
1 AAA
2 BBB
3 CCC
4 DDD
5 EEE
6 FFF
7 GGG
8 HHH
9 III
(9 行処理されました)
ジョブ実行後、ターゲットOracleでデータを確認
SQL> SELECT * FROM "t9";
n s _cdatasync_deleted
---------- ---------------------------------------- ------------------
1 AAA 0
2 BBB 0
3 CCC 0
4 DDD 0
5 EEE 0
6 FFF 0
7 GGG 0
8 HHH 0
9 III 0
9 rows selected.
SQL>
スケジュールを設定して、ジョブ実行を自動化することも可能です。
弊社コーソルはCData パートナーであり、CData Syncの製品販売を行います。加えて、コーソルが得意とするデータベース技術領域を含めたCData Syncの導入、技術支援、サポートを行います。
CData Syncを用いたデータ連携をご検討されている場合は、ぜひコーソルへご相談いただければとと思います。
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