アラートログには、インスタンスで発生した致命的なエラーや、起動・終了などの管理情報、インスタンスの構成変更など、多くの情報がテキスト形式で出力されます。アラートログに出力される主な情報は以下です。
- インスタンスの起動・終了処理の状況
- デフォルト値以外の値が設定された初期化バラメータの値
- 発生したすべての内部エラー(ORA-00600、ORA-07445)
- ブロック障害エラー(ORA-01578)
- デッドロックエラー(ORA-00060)
- その他の重大なエラー
- 実行した管理コマンド(CREATE/ALTER/DROP DATABASE/TABLESPACEおよびARCHIVE LOGの出力、リカバリ処理など)とその実行結果
- ジョブの実行エラー
上記のように、アラートログに出力される情報は非常に重要なものなので、運用中は定期的に監視することをお勧めします。また、Oracleにトラブルが発生した場合は、最初にアラートログを確認し、エラーの発生状況を把握しましょう。