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2022年12月版 Oracle Database/OCI 厳選リンク集

Oracle ACE Proの渡部です。 この記事は、 JPOUG Advent Calendar 2022 1日目の記事です。

Oracle Database/OCIの重要情報のまとめとして、画面イメージつきのリンク集を作りました。 お役にたてば幸いです!

製品マニュアル

日本語版は英語版を翻訳しているため、英語版の方が修正が早く行われます。

以下に https://www.oracle.com/jp/documentation/manual.html から、Oracle Database 19cの日本語マニュアル一覧までの画面遷移を示します。

なお、特定の製品およびバージョンに限定してGoogle検索するには、site:検索が有用です。

以下に Oracle Database 19c の日本語マニュアルから"GRANT"を検索した時の画面を示します。

サポート期間・期限

  • シンプルな表にまとまっており見やすいです。

サポートレベル

いわゆる「サポートのレベル」、各レベルで提供されるサポート内容については以下を参照してください。

  • 例えば、上記の記載から Sustaining Supportでは以下が提供されないことが分かります。
    • New updates, fixes, security alerts, data fixes, and critical patch updates : パッチ類の新規提供
    • New tax, legal, and regulatory updates : 税制などへの新規対応
    • New upgrade scripts : アップグレードスクリプトの新規提供
    • Certification with new third-party products/versions : 新しい周辺3rd-partyソフトウェアとのcertify
    • Certification with new Oracle products : 新しいOracle製品とのcertify

リリーススケジュール

  • Oracle Databaseにおける、プラットフォームごとのリリース状況がまとめられています。
  • 上記はオンプレミスの情報ですが、Oracle Cloud, エンジニアドシステム, Instant Clienetのリリース状況も記載されています。

ライセンス価格

オンプレミス向けのソフトウェアライセンス価格

  • 単位当たり(CPUコア、ユーザー)の価格が記載されています。
  • 後述するライセンスルールにのっとり、該当の環境に併せてライセンス価格を算出する必要があります。

ライセンスルール

対象の環境におけるライセンス価格を算出するには、ライセンスルールを理解する必要があります。 理解には以下の資料が有用です。


アシストさんのブログ「Oracle Databaseライセンスの定義とルールを正しく理解する」では、 ライセンスルールにおける重要なポイントを抜粋し、分かりやすく解説されています!


テクニカルサポート問合せ(SR) とMy Oracle Support

技術的な問合せはMy Oracle Support からSRを起票して行います。 なお、Oracleパートナーからライセンスを購入した場合は、別途Oracleパートナーの指示に従います。一般にOracleパートナーの窓口に対して技術的な問合せを行うことになるはずです。

My Oracle Supportでは、技術的な問合せに加えて様々な機能を使用できます。

  1. 技術的な問合せ(サービス・リクエストの起票)
  2. パッチのダウンロード
  3. 技術ナレッジの参照
    • 英語のナレッジに加えて、日本語のナレッジも使用できます
    • ナレッジの分類: 不具合情報, チュートリアル, コマンド例 など
  4. 動作保証の確認
  5. その他

その他資料

製品入手 / ソフトウェアダウンロード


以下に https://www.oracle.com/jp/downloads/ から、通常版(非RPM)のOracle Database 19c (19.3) for Linux x86-64をダウンロードするまでの画面遷移を示します。


以下に https://edelivery.oracle.com から、通常版(非RPM)のOracle Database 19c (19.3) for Linux x86-64をダウンロードするまでの画面遷移を示します。

なお、上記でダウンロード可能なのは、製品の初期リリース(ベースリリース)だけです。パッチや初期リリース後のリリースはダウンロードできません。これらは、My Oracle Supportからダウンロードする必要があります。

Oracleを無償で使用する方法

Oracle Databaseを無償で使う方法いろいろ

  • OTNライセンスの下でOracle Databaseを使う
  • OPN契約の下で使用する
  • Oracle Database Express Editionを使用する
  • Live SQL
  • Oracle Cloudの無料トライアルでOracle Database Cloud Service(DBCS)を使う
  • Oracle CloudのAlways Free枠を使う

パッチ ダウンロード / パッチ入手

パッチや初期リリース後のリリースは、My Oracle Supportからダウンロードする必要があります。サポート契約またはパートナー契約がないとMy Oracle Supportにはアクセスできませんから、パッチや初期リリース後のリリースを入手するには、サポート契約またはパートナー契約が必要ということになります。

パッチの入手には、以下のMOSドキュメントが有用です。

以下に MOSドキュメント 2118136.2 から、Oracle Database 19c for Linux x86-64 向けの2022年11月時点での最新Release UpdateであるRU 19.17.0.0.0 をダウンロードするまでの画面遷移を示します。

なお、様々な理由からOracle Databaseのパッチ体系は複雑になっています。不明点がある場合は、サポート契約元に問合せてください。 参考情報を以下に記載します。

Oracle Database 機能使用可否

から、リリース(バージョン)、エディション毎に使用できる機能を確認できます。

以下では、https://apex.oracle.com/database-features/ で、19cおよび 21cで使用可能なData Guardの機能を確認しています。

なお、この情報の元ネタはマニュアルなので、詳細情報を確認したい場合はマニュアルを参照してください。

以下に、機能カテゴリごとの該当Oracle Database 19cマニュアルのURLを示します。

なお、個別マニュアルの冒頭にも 新機能 / 廃止 / 非推奨 の説明があります。

セミナー開催情報

上記ページを常にチェックするのは現実的に困難であるため、 後述するTwitterアカウントをフォローするか、ブログのfeedをRSS購読するのが便利なはずです。

技術資料(過去セミナー資料など)

OCI / Oracle Cloud Infrastructure

オラクル試験 / ORACLE MASTER

試験対策書籍(いわゆる「黒本」など)

ORACLE MASTER新体系向け試験対策書籍まとめ+お勧め参考書

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渡部 亮太

・Oracle ACE
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g, 12c 他多数

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