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渡部です。SharePlex 10.0がリリースされました。Linux以外のプラットフォームにおけるOracle Database 19c対応が目玉です。
新バージョン SharePlex 10.0 の目玉となる新機能は Linux以外のプラットフォームにおけるOracle Database 19c対応です。
Linuxプラットフォームにおいては、SharePlex 9.4.0にてOracle Database 19cに対応していましたが、 Linux以外のプラットフォームに対応していませんでした。
SharePlex 10.0では、HP-UX以外の以下のプラットフォームのOracle Database 19cに対応します。
Oracle Database 19cは、Oracle Database 12c R2ファミリーの最後のリリースであり、サポート期間が長い、いわゆる"Long Term Support Release"です(いわゆる従来の"Terminal Patch Set")。 このため、Oracle Databaseのバージョン選定において、Oracle Database 19cは重要な意味を持ちます。端的に言うと、多くのシステムでOracle Database 19cが採用されやすいということです。
Oracle Database 19cとは何か? どういう位置づけのリリースなのか?
SharePlex 10.0において、多くのプラットフォームのOracle Database 19cをサポートしたことで、多くのシステムで採用されるOracle Database 19cにおいて安心してSharePlexを使用できるようになります。
Oracle Database 19cでは、RHEL8系Linuxがサポートされています。
これにともない、SharePlex 10.0でもRHEL8系Linuxがサポートされました。 RHEL8系Linuxのサポートにより、19cと同様にOSも長期間のサポートを得られることになります。
SharePlex 10.0のリリースノートは、以下から参照できます。
いくつか注意点をまとめておきます。
Oracle Database → Oracle Database という構成のロジカルレプリケーションを実現する製品です。
コーソルでは、以下の点を重視するお客様にSharePlexをお勧めしています。
ロジカルレプリケーションは柔軟性があり有用な反面、非常に多くの落とし穴があります。その落とし穴を避けつつ、効果を最大化するには、その状況に最適なロジカルレプリケーション製品の選択と、ロジカルレプリケーション製品への豊富なノウハウが必要です。
お客様に最適なロジカルレプリケーション製品をご案内できるよう、コーソルでは複数のロジカルレプリケーション製品の導入および販売を行っています。
これらすべての製品について、製品を熟知したエンジニアが設計・導入作業を担います。
SharePlexについても、トレーニングを受講したエンジニアが多数在籍しています。
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