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Oracle ACE Proの渡部です。システム刷新に伴い、Standby ExpressからDbvisit Standbyに移行されるお客様に役立つキャンペーンについてお知らせします。
Standby Expressは、株式会社ワイ・ディ・シー(YDC)様が2019年12月まで販売を行っておられたDbvisit Standby 同等の製品です。すでに販売は終了し、2021年12月に標準サポートも終了しています。
乗り換えキャンペーンの詳細については、以下ページを参照いただくか、弊社お問合せページからお問い合わせくださいませ。
弊社コーソルは、Dbvisit Standbyの販売および導入、製品サポート、コンサルティングを提供しております。
株式会社ワイ・ディ・シー(YDC)様が開発および販売を行っておられた、Oracle Databaseの基本スタンバイ機能を用いて待機系データベース(スタンバイデータベース)を作成/運用する製品です。主に、Oracle SEの災害対策環境構築に使用されています。
しかし、販売(2019年12月)および標準サポート(2021年12月)はすでに終了しています。 このため、それまでStandby Expressを使っていたシステムを刷新する場合、後継となる製品が必要となります。 弊社ではStandby Expressの後継にDbvisit Standbyをお勧めしています。
Standby Express(および Dbvisit Standby)は内部的に基本スタンバイという物理レプリケーションを使っています。 基本スタンバイで物理レプリケーションができるのであれば、なぜ、Standby Expressが必要だったのでしょうか。 基本スタンバイはバックアップ/リカバリ技術を基礎とする信頼できる技術ですが、運用が極めて面倒だからです。
Standby Express(およびDbvisit Standby)は、基本スタンバイの処理を自動化する製品です。これらの製品を導入することで、 極めて面倒な運用を自動化できます。
また、物理レプリケーションを行う機能には、Oracle Data Guardのフィジカルスタンバイがあります。 しかし、この機能はOracle Database Enterprise Edition限定で、Oracle Database Standard Editionでは使用できません。 もちろん、Oracle SEから Oracle EEにエディションを上げればData Guardを使用できるようになりますが、 ライセンス費用は大幅にアップしてしまいます。
このため、Oracle SEで物理レプリケーションを実現するには、類似技術である基本スタンバイを使用せざるを得ず、 基本スタンバイの支援ツールであるStandby Expressを併用していた形になります。
このように、Oracle SEで物理レプリケーションを用いた災害対策環境を構築できる優れた製品であるStandby Expressですが、 2019年12月にすでに販売は終了しています。
弊社では、Standby Expressの後継製品として、Dbvisit Standbyをお勧めしています。
Standby ExpressとDbvisit Standbyは同等な位置づけの製品であり、基本的に代替可能です。 コア技術はともに同じで、Oracle基本スタンバイによる物理レプリケーションを使用します。
実は、Standby ExpressおよびDbvisit Standbyは、基本スタンバイの動作を支援する単なるヘルパーに過ぎません。
Standby ExpressとDbvisit Standbyの機能を比較した表を以下に記載します。 同等の機能を持っていることがお分かりにいただけるかと思います。
なお、対応環境については、Dbvisit Standbyは現在も開発およびサポートが継続されているため、Dbvisit Standbyのほうがより新しい環境に対応している形になります。
Dbvisit Standbyは、Oracle Standard Edition 2 およびMicrosoft SQL ServerでDR構成を実現する製品です。 複数DBMS製品対応のバージョン11以降では、製品名称がDbvisit Standby MP (Multi Platform)となりました。
特徴は以下の通りです。
コーソルでは、以下のような点でお困りのお客様にDbvisit Standbyをお勧めしています。
Dbvisit Standbyは バージョン11以降でMicrosoft SQL Serverに対応 し、製品名称が"Dbvisit Standby MP (Dbvisit Standby Multi Platform)"に変更されました。 これにより、以下のような点でお困りのお客様にもお勧めできる製品になっています。
コーソルはDbvisit Standbyの一次代理店で、Dbvisit Standbyの製品販売を行います。 加えて、Dbvisitの導入およびサポートを行います。
SIer様、販社様がDbvisit Standbyを販売および導入することも可能です。
コーソルのOracle DatabaseおよびDbvisit Standbyの技術力は日本随一です。
コーソルからDbvisit Standbyを購入いただけると、Dbvisit Partner of the Year Award 2021受賞、認定資格Dbvisit Standby Certified Associate取得者数12名、ORACLE MASTER Platinum 単年取得者数7年連続No.1(2014年度~2020年度)、計11冊のOracle関連書籍執筆という指標に裏付けされた高い技術力により責任もって製品を導入いたします。また、導入後も品質の高い製品サポートをご提供いたします。
東京フード様の課題はハードウェア障害が起きても業務継続できることでした。他社はHAクラスタを提案する中、弊社ではHAクラスタの弱点であるディスク障害が発生しても業務継続が可能な災害対策用環境、ならびに環境を簡単に構築・運用できるDbvisit Standbyをご提案し、採用いただきました。
「ハードウェア障害が起きても業務継続できる」点を重要視いただき、東京フード株式会社様にDbvisit Standbyを採用いただきました。 これは、構成要素が完全に二重化されているDR構成(Dbvisit Standby)の強みです。
Dbvisit Standbyの2021年ライセンス販売で販売数国内No.1を達成したパートナーに送られる『Dbvisit Partner of the Year Award 2021』を受賞しています。
Dbvisitに関わる総勢12名のエンジニアが認定資格Dbvisit Standby Certified Associateを取得しました!
7年連続ORACLE MASTER Platinum取得者数No.1! Oracle Certification Award 2020