■概要
Toad for Oracleは、Oracle Database向けのデータベース管理製品です。
Toad for Oracleでは、表領域作成、ユーザ作成、セッション管理といった一般的なデータベース管理操作に加え、
SQLを自動で最適化してくれるSQL OptimizerやStatspackやAWRレポートをグラフ化するStatspack/AWRブラウザ、
Database管理操作のトップ画面となるDatabaseブラウザ、Oracle Real Application Testingと同等の機能である
Benchmark Factoryなど、様々な機能を提供しています。
これらの機能を使うことで、データベース周りのアプリケーション開発工数や管理工数を大きく削減可能です。
本手順では、Toad for Oracleの製品インストール手順をご紹介します。
※本手順では、Toad for Oracle 2018 R2 Trial Editionを使った手順となります。
■利用可能エディション
全エディションで利用可能
■前提
Toad for Oracle導入先PCにOracle Clientが導入済みであること
■インストール手順
1) インストーラーを右クリックして「管理者として実行」を選択し、ウィザードを起動する。
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2) インストールウィザードが起動したら、『Next』をクリックする。
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3) ソフトウェア購入契約の内容を確認する。
内容に同意する場合は、右下のチェックリストにチェックを入れ『Next』をクリックする。
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4) 右上の『Add License』をクリックして表示された画面にライセンス情報を入力し、『OK』をクリックする。
※ライセンス情報は[License Information]、
評価版であれば[Thank you for downloading Toad for Oracle・・・]という件名のメールで通知される。
メール内の下記情報を確認し、入力する。
- License key :License欄に入力
- Site Message:Site Message欄に入力
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5) 入力したライセンス情報が追加されていることを確認し、『Next』をクリックする。
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6) インストールする製品を選択する。
製品選択が完了後、『Next』をクリックする。
※推奨は表示されるProductをすべてインストールする
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7) 製品のインストール先を指定する。
製品インストール先を指定後、『Next』をクリックする。
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8) インストール要件のチェックが実施される。
すべてPassedであることを確認後、『Install』をクリックする。
要件を満たしていない項目には「Failed with warning」が表示される。
※下記例はOracle Clientがインストールされていないことによる警告
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9) 製品インストールが開始される。
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10) インストール完了の画面が表示されたら、インストール完了となる。
『Finish』をクリックして、ウィザード画面を終了する。
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11) インストールした製品のデスクトップアイコンとスタートメニューが追加される。
※Quest SQL Optimizer for Oracleはデスクトップアイコンが作成されない。
そのため、実行する際には、スタートメニューから該当プログラムを呼び出して実行する形となる。
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以上でToad for Oracleのインストールが完了です。
インストール完了後すぐにToad for Oracleが利用可能です。
Toad for Oracleを使ったデータベース操作やSQLチューニング、Statspack/AWRブラウザを体感ください。
以下のTipsもあわせてご活用ください。
- エディション別利用可能機能一覧
- 製品導入要件
- SQLを自動チューニングできるSQL Optimizer利用手順
- レポートをグラフ化するStatspackブラウザ利用手順
- 運用を簡略化するデータベースブラウザ利用手順_概要編
- 運用を簡略化するデータベースブラウザ利用手順_Overview編
- 運用を簡略化するデータベースブラウザ利用手順_Database Link編
- いつものアラートログをすぐ見れるアラートログビューアー利用手順
Toadは30日間、フル機能で無償トライアルも可能です。
Toadに少しでも興味を持っていただけたなら、是非次のページもご参照ください。
・トライアルのご依頼はこちら
・Spotligh概要ページはこちら
・Spotlight on Oracle機能紹介ページはこちら
・Spotlight on SQL Server機能紹介ページはこちら
・Toad概要ページはこちら
・Toad for Oracle機能紹介ページはこちら
・Toad for SQL Server機能紹介ページはこちら
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