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コーソルの技術情報

コーソルでは経験豊かなエンジニアが、Oracle Databaseに関するお役立ち情報を発信しています。
データベースのチューニングや設定にお役立ていただけます。

【Oracle版】Toadを使った簡単データポンプインポート(impdp)

■概要
 Toadを使うと、データポンプインポートもクリックベースで簡単に実施することができます。
 データポンプインポートはCUIコマンドですので、通常はオプション指定、入力値を全て調べたうえで実施する必要があります。
 Toadでは、必要なオプションをクリックで選択でき、簡単にダンプファイルの取り込みが可能です。
 是非、運用作業効率化の手段としてToadのデータポンプインポートをご利用ください。

■利用可能エディション
 Toad for Oracle Base Edition + Toad DB Admin Module
 Toad for Oracle Professional Edition
 Toad for Oracle Xpert Edition
 Toad for Oracle Developer Edition
 Toad for Oracle DBA Edition
 Toad for Oracle DBA RAC Edition
 Toad for Oracle DBA Exadata Edition

■実行手順
 1) デスクトップ上の『Toad for Oracle』アイコンをダブルクリックしToad for Oracleを起動する。

図1:Toad for Oracleアイコン

 2) DBへの接続画面が表示されたら、DB接続に必要な情報を入力して『Connect』をクリックすると、
   Toad for Oracleトップ画面が表示される。
    必要な情報
     - DBユーザ名
     - DBユーザパスワード
     - DBへの接続識別子

図2:DB接続情報入力画面
図3:Toad for Oracleトップ画面

 3) Toadトップ画面が表示されたら、[Database]-[Import]-[Data Pump Import]をクリックする。

図4:Data Pump Import起動

 4) Data Pump Import画面が表示されたらまずは『Remappings』タブを選択(①)する。
   『Remappings』タブでは、Remapしたいテーブルやスキーマ等があれば、『+』ボタンをクリック(②)し、
   TargetとSourceにそれぞれの名称を入力する。
   Remappings設定が完了したら、『Params』タブを選択(③)する。

図5:Remappings画面

 5) 『Params』タブでは、”If table exists”を設定する。
     ①If table exists:テーブルが存在した場合のアクション(Skip/Append/Truncate/Replace)を選択
   例では、”Skip”を指定している。
   Params設定が完了したら、『Files』タブを選択(②)する。

図6:Params画面

 6) 『Files』タブでは、”Parameter file name”、”Directory”、”Dump file name”、”Log file name”を設定する。
     ①Parameter file name  :パラメータファイルの場所、ファイル名を指定する
     ②Directory        :ダンプファイルが格納されている先のディレクトリオブジェクト名を指定する
     ③Dump file name    :任意のダンプファイル名を入力する
     ④Log file name     :任意のダンプファイル名を入力する
   例では”Parameter file name”にc:\app\impdp_scott-scott2.dat、”Directory”にDATA_PUMP_DIR、
   “Dump file name”にexpdp_scott-scott2.dmp、”Log file name”にimpdp_scott-scott2.logを設定している。
   設定が完了したら、『Run』ボタンをクリック(⑤)し、インポートを開始する。
   最後にインポートが正常に終了したことを確認し、『Close』をクリック(⑥)して終了。

図7:Files画面
図8:インポート実行結果画面

データポンプインポート(impdp)利用手順は以上です。

データ移行で本機能を活用される場合、次の確認もできますで合わせてご確認ください。
 - 誰でも簡単にできるデータポンプエクスポート(expdp)
 - 移行元・移行先のデータベース比較・修正ができるCompare Databases
 - 移行元・移行先のスキーマ比較・修正ができるCompare Schemas
 - 移行元・移行先のテーブルデータ比較・修正ができるCompare Data
 - テーブルデータの重複検出・修正ができるData Duplicates
 - 任意のオブジェクトDDLを簡単に抽出できるExport DDL

Toadは30日間、フル機能で無償トライアルも可能です。
Toadに少しでも興味を持っていただけたなら、是非次のページもご参照ください。
 ・トライアルのご依頼はこちら
 ・Spotligh概要ページはこちら
 ・Spotlight on Oracle機能紹介ページはこちら
 ・Spotlight on SQL Server機能紹介ページはこちら
 ・Toad概要ページはこちら
 ・Toad for Oracle機能紹介ページはこちら
 ・Toad for SQL Server機能紹介ページはこちら
 ・Toadの製品紹介資料ダウンロードはこちら