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販売製品

HCI Nutanixのデータベース運用管理はNutanix Database Service

01.Nutanix Database Serviceとは

Nutanix Database Serviceは、HCI Nutanixにおけるデータベース運用管理の自動化および開発を効率化するNutanix用のソフトウェアです。以前は”Nutanix Era”という名称でした。仮想アプライアンス形式で提供され、既存のNutanix環境に簡単に導入できます。

以下のようなお悩みをお抱えの方にNutanix Database Serviceをお勧めします。

  • ・乱立したサーバ群を、データベースを含めてHCI Nutanixに集約したい
  • ・すでにHCI NutanixにサーバVMを集約しているが、データベースを導入するたびに外部ベンダに依頼しており、費用と時間がかかる
  • ・データベース製品毎に異なる方法でバックアップやパッチ適用を行う必要があり、これらの作業にデータベース管理者の貴重な時間がとられている
  • ・開発およびテストの円滑化のため、本番データベースを元にした複製データベースを簡単に作成する仕組みが欲しい
  • ・SANベースの仮想化基盤でのデータベース運用において、共有ストレージに起因する問題が発生しており、データベース運用に最適な仮想化基盤を探している

HCI Nutanix上でデータベースを運用する際に、Nutanix Database Serviceを導入すると、運用管理の自動化(DBaaS)および、開発の効率化(DevOps)を実現できます。
もちろん、拡張性などのHCI Nutanixがもともと持つ利点も引き続き享受できます。

02.主要なDBMS製品に対応

Nutanix Database Serviceは、エンタープライズ系DBMS製品からオープンソースDBMS製品を含めた、現在のITシステムで主に使用されるDBMS製品に対応しています。
一部のDBMS製品については、通常構成に加えて高可用性構成にも対応しており、データベースの可用性を高めることが可能です。

  • ・Oracle Database : 通常構成(シングル)、RAC
  • ・Microsoft SQL Server : 通常構成、AlwaysOn可用性グループ
  • ・PostgreSQL: 通常構成、PatroniおよびHAProxyを用いたHA構成
  • ・MySQL
  • ・MariaDB
  • など

Nutanix Database Serviceは専用の管理コンソールを持ち、この管理コンソールからすべての管理対象データベースの操作が可能です。DBMS製品毎に異なる管理コンソールを使用する必要はありません。
管理コンソールには視認しやすいダッシュボードが用意されており、Nutanix Database Service全体の運用状態を一目で把握できるようになっています。

03.VMテンプレートから簡単にデータベースを導入可能

あらかじめ作成したVMテンプレート(ソフトウェアプロファイル)を元に、簡単にデータベースを導入できます。

この操作は、Nutanix Database Service管理コンソールから対話形式で実行できますので、データベース導入作業をセルフサービス化もすることも可能です。

04.データベース運用を自動化(DBaaS)

Nutanix Database Serviceで管理されるデータベースは、自動的にバックアップが取得されます(タイムマシン機能)。データベース管理者がデータベースのバックアップを取得する必要はありません。なお、データベースのバックアップは、Nutanix HCIがもつ高度な分散ストレージ技術を活用して実現されるため、極めて高速かつ低負荷です。また、バックアップの取得頻度や保管期間はデータベースに設定したサービスレベルに応じて決定されます。
また、OSおよびデータベースのパッチ適用を自動化することも可能です。
これらの機能により、データベース運用コストを削減できます。

05.開発の効率化(DevOps)

Nutanix Database Serviceで管理されるデータベースは、タイムマシン機能により、自動的にバックアップが取得され、一連の変更がトラッキングされます。これらを元にして、任意の時点の複製データベースを作成できます。この機能は、本番データベースを元にして開発用およびテスト用データベースを作成するときに非常に有用です。
また、複製データベースを本番データベースの最新状態にリフレッシュすることも可能です。

Nutanix Database Serviceの複製データベース作成機能の特徴の1つは、ストレージ機構にNutanix HCIが持つ分散ストレージ機構を使用しており、その利点を享受できることです。Nutanix HCIの分散ストレージ機構は、多くの実績があり、かつ性能面で高い評価を得ています。また、ノードを追加するだけで簡単に領域サイズおよび性能を拡張できるHCIならではの利点があります。
共有ストレージを使用する他社ソリューションでは、共有ストレージが性能面および拡張性のネックとなりがちですが、Nutanix Database Serviceにそのような問題はありません。

06.コーソルが提供するNDB関連サービス

弊社では、以下のNutanix Database Service関連サービスを提供しております。

  • ・Nutanix Database ServiceをはじめとするNutanix製品のライセンス販売
  • ・Nutanix Database ServiceをはじめとするNutanix製品の導入支援サービス
  • ・Nutanix Database Service導入後の各種技術支援

Nutanix Database Serviceにご興味がある、導入の際に技術支援をしてほしいなどの場合は、ぜひ弊社にお問い合わせください。

07.ライセンス形態と価格

Nutanix Database Serviceのライセンス形態はCPUコア単位の年単位サブスクリプションライセンスです。ライセンスにはソフトウェア使用権と製品サポートが含まれます。

具体的な費用については「お問い合わせはこちら」からお問い合わせください。

08.Nutanix Database Serviceの試用環境

Nutanix Database Serviceは、Nutanix社が提供する「TestDrive」で簡単に試用可能です。

インターネット接続可能な環境で、Webブラウザがあればすぐに使用できますが、以下の点に注意してください。

  • ・試用可能時間は最大4時間(初期割当ては2時間、リクエストすると2時間追加可能)
  • ・試用できるDBMS製品はオープンソース系DBMS製品のみ(Oracle、SQL Serverは試用不可)
  • ・一部試用不可の機能あり(登録など)

09.お問い合わせ

より詳しい製品情報が知りたい、費用感が知りたい方は『お問い合わせはこちら』からご相談ください。

010.関連情報

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